事務所を開設して9年が経とうとしています。
ようやく、ホームページを作成しました。
作成してくださったのはエフデイの石川さん。
常に更新するために、ブログのようなホームページにしたいという僕の願いをふまえ、キッチリと仕上げてくださいました。
このブログは「オールドブログ」と名付け、このままの状態で保全します。
ただ、新しいホームページのワークス（作品）カテゴリーで、随時リンクをかけるなどして、活用していきます。
今後は、新しいホームページにて、大きな写真とともに、最新のイノウエサトルを発信していきたいと考えています。
これからも、引き続きご愛顧のほど、よろしくお願いいたします。
この仕事をしていると、強いこだわりをもつ方と出会うことが多いように思います。
以前、僕がリフォームを手がけたGTビル※のオーナー、吉田さんもその一人。浄水通りの美容室、SUITEのオーナースタイリストです。
吉田さんはかなりマニアックな家具オタク。有名な名作や、無名ながら彼の目にとまった名品を沢山所有していらっしゃいます。
↑坊主頭だった頃、僕の顔写真をみて「この人ならよい仕事をしてくれそうだと思った」と依頼してくださいました。
先日髪を切ってもらっている時に、お子さんが大きくなってきて手狭になったので、家具コレクションの一部を放出したいと相談をうけました。
皮のエッグチェア、ポールケアホルムPK22（革張りが2脚、籐編みが1脚）・・・そして、無名ながら逸品だというソファなどなど・・・他にも肘掛つきのセブンチェアや照明、チェストがあるそうです。
そこで、僕のクライアント数人にお声かけしました。
設計を進めるG－AO houseのクライアントご夫婦は、なんと革のPK22を2脚と、無名のソファを即決で購入されました。
このソファは、吉田さんが北欧家具を扱うNESTのオーナーのモノだったのを、頼み込んで購入したとか・・・
家具オタクから家具オタクが奪うようにして手に入れたのであれば、間違いない品なのでしょうけど、中古にしてはびっくりするような金額でした。た、高い・・・この金額聞いて即決したの？
でも、これが愛するモノとの出会いなのでしょう。こいつを愛してる！と心から思えるものと出会えることは、モノであろうが者であろうが幸せなことです。
「これらの家具が生きるように設計してください♪」
と言われ、プレッシャーとハードルが一気にあがりました。僕がつくる建築も愛してもらわないと！
でも、クライアントが愛していたモノが、別のクライアントのモノになり、僕の設計に影響を与えようとしている・・・こんな連鎖は悪くない。家づくりの素敵なストーリーが一つ加わりました。
（※美容室部分はケース・リアルの二俣公一氏が担当。僕はビル改修と住居部分を担当。）
スイート SUITE
福岡県福岡市中央区薬院４-8-5 gtビル
092-531-5252
1ヶ月前に引き渡した（仮称）山口の家にお邪魔してきました。
ここ最近の暑さの中でも、快適な温熱環境が実現できていることを確認できました。新しい生活にも少しずつ馴染んでいらっしゃるようで一安心です。
そして、可愛い子猫が家族に加わっていました。
6月に拾ったので、June・・・ジュンと名づけたそうです。
この新居でジュンが家族に加わったことは、僕の役目を終えた、という達成感をより強くしてくれるものです。
このプロジェクトは、道路建設により土地の大半と家屋を徴収され、余った細長い敷地に建て直すというものでした。
先祖代々、大切に引き継がれてきた土地が奪われること、住み慣れた我が家を壊されること・・・想像を絶する哀しみを乗り越えてできた家です。
ようやく土地徴収を受け入れ、新居に移ることを決意した矢先、さらなる悲劇が家族を襲いました。
さつきと呼んで可愛がっていた愛猫が、新しく完成した道路で撥ねられ亡くなってしまったのです。
ご夫婦の哀しみ、喪失感を、家屋解体の時に続き目の当たりにしました。
道路建設で失われた住環境は、微力ながら僕が関わらせていただくことでなんとか準備できました。でもそれはあくまでも物理的な「器」。失ったものの一部でしかありません。
ジュンに目を細める施主ご夫婦をみて、器の「中身」も揃いつつあるように感じました。僕の設計した建物が、脈動し始めたように思えました。
そんな、ちょっと嬉しい出来事でした。
「あれー？もう枯れとるー。」
長女が、一輪挿し用の花瓶を見ながらブツブツ言ってる。
よく見ると、こ汚い草が一本挿してある。
どうした？と聞くと、一昨日挿したバジルがもう枯れている、と言う。
（なんでバジルの一輪挿しやねん）
と心でツッコミながらよく見ると、、、逆さま。このバジル、天地が逆さま。
まるでバジルのヤツハカ村。
水を欲する根っこは、からっからの空中に、そして水分を蒸散させる側の葉は、水でひたっひたに。
もっとも悲惨な死がそこにはあった。
逆さまやぞ？それ、と言うと、、、
バジルをつまみ、しばらく見つめたあと、こちらに振り向き、テヘペロ顔。
小2クオリティなのか？B型クオリティなのか？
父はとても心配です。
「君はデザインの基本を分かってないな。横ボーダーはね、横の広がりを強調するのだよ。今の君がラガーシャツ着たらダメだろ。」
アメリカ留学を終えて、でっぷりと太った僕にいただいた、D教授からの愛に満ちた、ありがたいデザイン講義でした。
でもそれ以来、ボーダー模様の服を着ることはトラウマに。
今朝、15年ぶりに体重の十の位の数字が１つ下がりました。（ちなみに百の位は今までもゼロでしたよ）
ということで今日はボーダー復活記念日。
そして、ブログ復活記念日？？？
新年度になりました。
1年の1/4が終わったなんて信じられないくらい、年が明けてからあっという間でした。
当事務所は、今まで事務所と僕をがっちりと支えてくれた天本氏が新境地で活躍すべく、退社しました。
2年目に突入する吉井崇と、井上理英子の3人体制で進めて参ります。
天本が抜けた穴は大きいしとても寂しいですが、立ち止まることはできません。
今まで以上に良いモノをつくるべく、邁進していきたいと思います。
今後ともご指導のほど、よろしくお願いいたします。
ブルーマンディ。
今日は特にブルー。
RKB毎日放送「今日感テレビ」、住宅を扱う特集の「OH!イエイ」放送日です。
時津のOLU Houseの取材を受けたのが2週間前。
取材を受けることは昨年末からわかっていたことなのに、年末年始の暴飲暴食でダイエット失敗。パンパンに膨れた顔で公共の電波に乗らせていただきます。
なんのリハーサルもなく、いきなりカメラは回り、頭が真っ白な状態で何を喋ったかよく覚えていません・・・
でも、レポーターの田畑 竜介さん、川添 麻美さん、撮影班の皆さん、とても良い方達で、楽しい時間を過ごすことができました。
いわゆる「建築メディア」とは全く異なる媒体で、僕達が作った建築がどのように伝わり、どのような反応があるのでしょうか・・・
オルハウス住人ジョゼ。主人の腕で暖をとっているところです。
昨年末完成したオルハウスは、コンクリート躯体にガイナという断熱塗料を塗り、3キロという小さな蓄熱暖房機だけで初めての冬を凌いでいます。エアコンもつけていませんから、決してポカポカと暖かくはないのですが、とりあえずワンシーズンはこれで凌いでみるとのこと。
空調計画など設備設計でお世話になっている、シード設計社の鶴さんにガイナの話をした時は、「そんなもん、効くかー！」と一蹴されました。鶴さんは、僕が思うに全国レベルの設備家。
今までの「断熱材」という概念からすると確かに僕も不安だったのですが、オルハウスでは施主のご理解と協力を得て、ガイナだけに頼った住宅となりました。
先日、鶴さんをオルハウスに案内したら、その効果を認めてくれました。
氏のブログでその体験を綴ってくれています。
力強いパートナーを得て、住宅の温熱環境の概念を劇的に変えれるかもしれません。
研究会を発足するぞ！
「吾輩は設備設計である」
http://blog.goo.ne.jp/tsurumasumi/e/418b1242a96fd2788088d01bc17667be
FacebookやTwitterでの投稿がどうしてもメインになってしまい、一年以上もブログ更新をサボっていました・・・
これはどうやら僕だけではないようで、web上での情報発信は、皆さんSNSに移行しつつあるようです。ブログを更新しなくなったという話をよく聞きます。
ブログは、机の上でパソコンに座り、じっくりと書きしたためるという感じであるのに対し、FacebookやTwitterは、iphoneなどから更新できるという手軽さがあります。
昨年は、現場監理が重なり出歩くことが多かったこともあり、どうしてもその手軽さに頼ってしまいました。
その時、その場所で経験していることや考えたことをリアルタイムに発信したり共有するという楽しみを、スマートフォンやSNSの普及はもたらしてくれます。しかし、深い思考を伴った文章というのはなかなか書けません。
深く思考すること・・・建築をやればやるほど、この重要性を再認識させられています。
ブログと仕事の上での思考は関係無い話ですが、こうした情報発信の話ひとつとっても、少し落ち着いて、じっくりと取り組む姿勢をより強めていきたいと思います。
ということで、ブログを少しずつ再開します。
今後共よろしくお願いいたします。
バルバラ・カポキン・・・最近覚えた単語です。
覚えるまでだいぶかかりましたが、いったん言えるようになると、とても良い響き。
♪バルバラ・カポキン
♪バルバラ・カポキン・・・
我らが師、窪田勝文氏がスピーカーとして参加するということで、バルバラ・カポキン国際建築ビエンナーレ 日本巡回展・記念シンポジウム 「地方からの発信」を聴きに東京に行ってきました。
本日からGALLERY WATASIで開催されている建築家展
5×2020 five manifestoes by five architects
「これから10年僕らが考えること」
の、オープニングトークセッションを無事に終えました。
その後懇親会で、その後設営を開始したので、結局帰宅は4時過ぎ・・・
準備で睡眠時間を削りに削った1週間・・・肉体的には疲労のピークですが、精神的にはやっと解き放たれました。
↑深夜の作業を抜けだして散歩中に撮ったショット
続きはクリック↓
今週末から始まる5人の建築家展に出展します。
金曜日はオープニング・トークセッションです。どうぞお誘い合わせの上お越しください。
5×2020 five manifestoes by five architects
これから10年僕らが考えること
2010 8/21sat～ 8/31tue
10:00～19:00
@GALLERY WATASI
福岡市中央区天神4-4-1天神4丁目ビル2F
オープニング・トークセッション
2010 8/20fri
18:30～20:00
参加費1000円
パネリスト（出展建築家）
井手健一郎
井上聡
清原昌洋
古森弘一
松田和也
モデレーター
倉方俊輔
ゲスト
松山将勝
モデル：MOMOCA
gazebo houseが家づくりプロデュース会社ASJの広報誌、A-style巻頭に掲載されました。
#042です。ASJ会員の皆様にはそろそろ届くかと思いますのでぜひ御一読ください。
掲載にあたって、一ヶ月ほど前にASJの方から取材を受けたのですが、施主ご家族に色々とインタビューが進む中、とても印象深い話があったので紹介します。
それは、「一番お気に入りの場所はどこですか？」という質問に対する奥様の回答。
「ワタシはここです！」と言ってチョコンと座られたのは、キッチンとリビングダイニングの間にできた小さな段差の部分。
こうした段差は通常、建築計画学上はあまり望ましくないものです。
取材で初めて訪れたASJの方も、この段差はいかがなものか？と、とても気になった場所だそうです。
この段差が生じた理由はいくつかあるものの、一番大きな理由は黒い塊として見せているボリューム（塊）の壁を強調するため、というデザイン的なもの。
↑段差、判りますか？
設計中に段差について説明すると「なるほど！OKです！」とこちらが面食らうくらい即座に理解し承諾してくださり実現したワケですが、やはり少し気になっていた場所です。
でも、そこはいつの間にか奥様のお気に入りの場所に。
「な～んか落ち着くんです。」
促されて僕も座ってみましたが、なるほど、なんか心地よい。
こちらが意図していなかった「場」を発見して好きになってもらえるというのはとても嬉しいものだなぁ、と思いました、が・・・
意図した部分を気に入ってもらっているかどうか確認し忘れました。
先週の現場からちょうど一週間。ボードが貼られ、壁が姿を現しました。
壁の傾き具合はバッチリ。2層分の高さを持つ壁が少し傾くだけで、圧倒感と同時に軽やかさのようなものが感じられます。
開口部にはまだブルーシートが被せられているため、青い光が空間を満たしており、幻想的な雰囲気。
2階から
この工事段階では滅多に感じないことですが、ゾクっとしました。
お施主様もブログを更新されています。
ツチノコハウスブログ（←クリック）
西海市で進む（仮称）ツチノコハウス（FORZAプロデュース）。
外回りを中心に進んでいた工事は、いよいよ内部に移りました。
天井や一部壁にボードが貼られ、徐々に空間の様子が認識できるようになってきています。大きな吹き抜けや開口部によって、ダイナミックな空間ができるのは間違いないようです。
同時に生み出したいのは、直角や並行な壁がほとんどないプランが生み出す「柔らかさ」。
ランダムに独立性を高めて配置された壁が林立し、その隙間から光が入ってくる空間は、「守られる」「囲まれる」という感覚が少し弱まり、柔らかく「包まれる」感覚が生まれるのではないかと期待しています。
この日は、壁の傾き具合をチェック。平面だけでなく、立体的にも壁の小口部分を少し傾けることで、いつも見慣れた壁の強さを弱め、柔らかさを生み出すことに繋がると思います。いや、逆に「強さ」が生まれるのかもしれません。経験値ではなく、イマジネーションに頼って決めていく作業は楽しくもありますが、頭を掻きむしるくらい悩み・・・
施主もどんな空間ができるのかワクワクしていると思いますが、実は僕たちもなんです。
来週はもう少し内装工事が進んでいることでしょう。今回決めた傾きの効果が確認できるかもしれません。
いくつかの海外サイトで当事務所設計の「雲海に浮かぶ箱舟」が紹介されています。
SpaceInvading（←クリック）
↑このサイトからリンクがかかって、色んなところに載ってます。
建築オタクの天本が発見しました。
いつの間に・・・？
世界的な建築家である窪田勝文さんくらいになると、こういったことは毎度のコトで、勝手に写真を掲載されて、勝手に外国語で「この写真はCGに違いない」などという議論が起こっていたりするとのこと。写真を使わせないようにするためにHPの作り方なども苦労されているようです。
そうした話は他人事として聞いていたのですが、我が身に起こるとは。
どうやら、この物件については「田んぼの中にあるモダン建築」というところが外国の方の興味をそそっているようです。
それと、写真家さんのチカラも大きい。
ご存知、Blitz Studioの石井紀久さんによる撮影です。
奥様とご一緒の石井さんと先日お会いしたのですが、奥様・・・超絶美人！
やはり美しいものを創り出す人は「美」への想いがハンパではなく・・・
話が完全にそれたところで終わります。
山口県山口市で「おもかげの家」と名付けたプロジェクトが進んでいます。
国体に向けた道路開通によって土地の大部分を県に徴収され、残った部分に建て替えるという内容です。
残る敷地内には百数十年この地域を見守ってきた蔵があり、これだけは解体から免れました。この蔵はデザイン上の重要なモチーフとなります。
県との土地売買契約など微妙な問題があったため、今まではブログに載せるのも控えておりました。
いよいよ契約も済み、ようやく公にできる段階になりましたので今後少しずつレポートしていきます。
今回の打合せは、構造家の高嶋さん（Atelier 742)と設備家の鶴さん（シード設計社）という最強設計チームを従えて臨みました。
鶴さんは設備設計にあたり、ヒアリングシートを持参して事細かに施主ご夫婦にインタビューをしてくださいました。
質問の一つ、
「喫煙は室内でなさいますか？」
に話が及び、施主ご主人と鶴さんが愛煙家であることや、愛煙家にとっていかに暮らしにくい世の中になったか、宅内でどのようにたばこを吸うか、といった会話が進むと・・・
「あぁ、もう辛抱たまらん！」
とご主人が席を立ち、吸いに行ったのかな、と思っていると・・・
先輩建築家、森裕さんと松山将勝さんから「いいからとにかく明日夕刻来い」と招集を受けて、清原昌洋さんと一緒に森事務所にお邪魔しました。
「やはりヤキを入れられるのだろうか・・・」
と不安に思いながら、待たされること30分。
↑森裕建築設計事務所の大樹
僕が建築家を目指すようになったのは、親父の一言がきっかけでした。
「建築家は、半年がっつり働けば、半年遊んで暮らせるぞ。」
国家公務員だった親父は、建築家のような手に職を持った自営業者に対して、そんなイメージをいだいていたのでしょう。
それは、大ウソでした。
でも、今となってみるとちょっぴり素敵なウソだったかな。
すっかり忘れていたのですが先日、親父の誕生日でした。
70歳!!
本人もびっくりしていましたが、息子のこっちも同じくらいびっくりです。
あまり親父について感傷的に書くと某Iアニキのようになるのでやめときますが・・・
一ノ瀬ブログ・名作「実家にて」2008.08.25（←クリック）
日本人男性の平均寿命は、79.29歳で世界一。
平均寿命まであと10年足らず・・・
今のペースで親父と接していたら、
3ヶ月に一度会ったとして、あと40回。
一度に2時間会話したとしてあと80時間。3日とちょっと。
うーん・・・
戦後の極貧を経験し、当時の主食だったサツマイモが大嫌いで、チョコレートが大好き。
文化に飢えていたので、社会に出てからクラッシックギターを始め、バッハを弾きこなすようになったら今度はギターを造ることに目覚めて工具から一式揃え・・・
ある日コソコソと大きな箱を抱えて帰宅したらそれは60万円するギターで、後日生命保険の解約書が家に届いて夫婦間で大騒動を引き起こし・・・
娘を二人も亡くすなど地獄も経験しているけど、それなりに楽しい人生を歩んでいるのではないでしょうか。
とにかく健康に、元気でいてください。
家だとマシンガンスピーカーがいるので、今度近所の飲み屋で二人、じっくり酒を交わしますか。
ちょっとバタバタしているので、困った時の子供ネタで失礼します！
お陰様で、姉妹仲良く元気に育っております^^
詩のお口には、可愛い歯が春の芽吹きのようにチョコンと生えてきました。
奏は、昨年ドンケツだったマラソン大会で見事40人中ケツから5位という快挙を成し遂げました！（ビデオを撮っていたので残念ながら写真は無し）
二人の成長からもらう悦びが、日々のパワーの源です。
今まで幾度となく棟上式に大雨をもたらしてきた雨男イノウエですが、最近どうも晴れ男に変わりつつあるようです。
久しぶりの快晴の中、ツチノコハウスの棟上が無事に終了しました。
Flickr（←写真）
直角部分がほぼ無いに等しいこのイエ。大工さんの苦労がうかがい知れます。
しかし、その複雑な壁配置がもたらす不思議な空間がはっきりと浮かび上がってきました。
ツチノコではなくなったけど、生き物のような外観になりそうです。
海に向かう大きな開口部。
写真に写っているのは大阪芸大から帰省中のY君。
意外なところが意外とアレだったり・・・むふふ。
この空間は狙いどおり。
施主おじいちゃん。2階がお気に入りですか？
この超複雑な木造住宅を作り上げる棟梁は、村岡渉、弱冠31歳。
施主の幼馴染。
初めて棟梁として引き受けた仕事がこのツチノコ・・・
初めてこのプランと模型を見たときの彼の言葉は、
「面白そう！」
まずは興味を持ってくれたことにホッとしつつ、大工としての若さに正直言って少し不安でした。
しかし、2週間手刻みに没頭し、最も難関と言われていた棟上げを彼は立派にやり遂げました。
棟上式前、我々から少し離れて、手伝いの先輩大工さんに式の段取りを再確認していた姿がとても印象的でした。初めての晴れ舞台。祝詞の声がちょっと小さかったかな。
西海市に、若く優秀な大工が生まれつつあります。
しかし棟上は、イチ通過点。親友の家を最後までよろしくです。
式の後は、盛大な餅まき。
ここにこんなに沢山人がいたんだ！（失礼）
餅まきの後はお隣にある本家で盛大にもてなしていただき。
刺身の美味いこと・・・
最高の棟上式でした。
が、まだまだ先は長いのです。引き続き頑張ります！
ASJ下関スタジオさんから、「家づくりスクール」の講師として呼んでいただきました。
開催日は3/28（日）
ASJの会員さん以外でも参加可能とのことですのでお近くの方はぜひ。
詳しくはこちらで。（←クリック）
ついでにと言ってはなんですが、ちょっとブログをご紹介します。
『建築家との家づくり』 ～デザイナーズハウスができるまで～
（↑クリック）
ASJ周南・岩国スタジオのクライアントパートナー・原口純一さんが書き綴るブログです。
笑いあり、涙ありの、壮大なスペクタクルブログ！ほぼ毎日更新！
家づくりというドラマを、建て主でも建築家でもない視点から眺め、綴っていらっしゃいます。
僕はこのブログの中で指名手配犯的に綴られたこともあります。（今読み返しても怖い・・・）
「イノウエサトル様へ」（←クリック）
こんな風に仕事ブログがメインですが、今後は、彼が仕事の数倍のエネルギーをつぎ込んでいると噂されるボディビルに関する情報をどんどんアップしていく予定だそうですよ！
原口さんはツイッターもやってます。http://twitter.com/J_Haraguchi
ASJという仕組みでは、工務店さんが運営する各「スタジオ」から、原口さんのようなクライアントパートナーという立場の人が家づくりに加わります。
クライアントパートナーは、僕ら建築家が苦手（？）な予算計画とかスケジューリングを、まさに施主側の視点でバックアップする重要な立場です。
原口さんとは付き合いも長く、iphoneやtwitterを通じて公私に渡って連絡を取り合う仲でして、僕にとっても重要なパートナーです。
彼らクライアントパートナーの重要な仕事の一つが、施主にとって建築家を身近な存在に感じさせること。
例えば、原口氏のブログでは、僕をこういう風に紹介してくれます。
「講師は、今や押しも押されもせぬ？？福岡県南区を代表する建築家、イノウエサトルさんです。」
「南区」をつけた瞬間、僕のことがすごく身近に感じられる、茶目っ気たっぷりの紹介・・・だとでも思ったのでしょうが・・・
福岡市南区には著名な大先輩建築家が沢山いらっしゃるんじゃい！（汗）
新居に引越して2週間目に突入したgazebo house（旧トレコロハウス）。
新居では、様々な事件がおこります。
空が雲に覆われて冬に戻ったような日が続くこの一週間、ガラス張りの部屋は寒くないかな・・・と気をもんでいた矢先。
Twitterから、gazebo奥様の悲痛なつぶやきが流れてきました。
許可をいただいて、先日の「つぶやき」を引用します。
昼間、１時間ほど外出して帰宅したら、ﾍﾞﾗﾝﾀﾞに二羽のﾒｼﾞﾛが横たわっていた。片方のｺはまだ危篤状態。我が家の窓に激突した模様…
ｶｰﾃﾝ閉めようか？と息子に聞くと、頑張れって応援すると言うのでそのまま見せていた。すると、急に息子が｢ﾏﾏ！何でもいいからﾋﾟｱﾉ弾いて！！｣｢ﾒｼﾞﾛさんに聞こえるように！早く！｣ ｢死んじゃﾀﾞﾒだよー｣とｼｸｼｸ泣きはじめた。
僕達のおうち、建てないほうが良かったのかなぁ…と呟く息子に、何と返していいのかわからなかった。明日、ﾒｼﾞﾛさんのお墓作らなきゃ。（略）
その後、危篤状態のメジロさんも他界されたとのこと。
南北両面ガラス張りというgazebo house最大の特徴が、尊い2つの命を奪ってしまったようです。ニ匹は、じゃれ合いながら飛んでいた恋人同士だったのでしょうか。
「僕達のおうち、建てないほうが良かったのかなぁ…」
設計者としては、とても胸が痛む言葉・・・
古代ギリシャ人が建築に植物をあしらったのは、建築という行為が、彼らが神が宿ると信じている自然を犯すことへの贖罪であった、という小咄を持ち出すまでもなく、建築は何らかの形で自然破壊を伴います。
「食べる」という行為は、他の生命の犠牲の上に我々の生が成り立つということを説明しやすいのですが、「住む」ということはそれがなかなか顕在化しません。
鳥が死んだから、ガラス張りにしたのは間違いだった、とは思いませんが、常に意識すべきでありながら、心の片隅に追いやってしまっている問題に気づかせてもらう事件でした。
gazebo奥様とご主人には、お墓の代わりに小さな木を植えませんか？と提案しています。
失われた命が別の命を育むという仕組みを見せてあげることこそが、悲しむお子さんたちのせめてもの慰めに、そして学びになるかと思います。
親自然度の高いgazebo house。ここで育つ二人のお子さんには、自然の優しさも厳しさも感じながら育っていってもらえればと思います。
それはそうと、まずは激突を避ける方法を考えねば。
諸兄の皆様・・・良い知恵をください。
長崎市内で午後一番の打ち合わせを経て、西海まで足を運びました。気になって仕方がないツチノコハウス。（いい加減名前変えなきゃ）
ワオ！
途中で寄り道したりして、現場に着いた時には薄暗くなっていました。
しかし、その薄暗さが、立ち上がりの打設を終えたばかりのツチノコハウス基礎を古代遺跡のように演出していました。
どんな物件も、必ず工事中いずれかの段階でトキメク瞬間があります。だけど基礎工事の段階でこんなにトキメいたことはありません。
現場に足を運ぶのがますます楽しみ。
それに、工程を記録しがいのある物件です。
お施主様が記録写真を撮り、ブログにアップしてくださっています。
ツチノコハウスブログ
↑クリック。こちらもお楽しみに。
当事務所は、共同オフィス・モノコトプロジェクトに所属しています。
モノコトでは、空間のシェアにとどまらず知識や知恵、情報を共有して互いを高め合っています。
例えばみんなでまおちゃん応援とか。
こういったイレギュラーな集まりに加え、定期的に開催しているのが勉強会、名づけてマンデイギャラリー。
隔週月曜日に広間に集まって、ゲストを迎えたり当番事務所が最近のプロジェクトを発表したりしています。
で、今回はイレギュラーですが本日火曜日にゲストを迎えてお話をしていただきます。
18:00～
＠当事務所にて
キャパがないし、あくまで内部の勉強会なのでおおっぴらに広報できずにいますが、当日、このブログを読んで、あと数時間後のことにも関わらず駆けつけれる方はウェルカムです。会費300円。飲み物とお菓子程度がでます。
今日のゲストは・・・
大学の先輩でもある建築家の大場浩一郎さんに誘われて、2回目のクルージングを楽しんできました。
奇跡の快晴！夜になれば津波が来るかもしれないという、絶妙の一日でした。
ヨットなど、マリンスポーツには全く縁が無い人生を送ってきました。お金がかかりそうだし、お洒落キャラではないし、サメ怖いし・・・
初めて誘われた時も、「自分はハマラナイ」ことを確認に行くつもりだったのですが・・・
あらやだ、ハマりそう・・・
ヨット、それもクルーザーと聞くと、ワイン片手に横には水着の美女がいて、優雅なひとときをイメージする方が多いと思うのですが、思いっきり汗臭いスポーツです、コレ。
今回は、レースの練習に同行させていただいたのですが、クルーには大場さんのゲキが飛びます。
「何やってんだオラァ！」的な。
交わされる会話も、ほとんど理解不能。
ジブがどーの、
トッピングがどーの、
デッドランがどーの・・・
僕は邪魔にならないようにデッキ上をウロウロとするばかり。
でも風に乗り、波を乗り越えて大きなクルーザーを疾走させるのは快感です。
次回は、モノの本を読んで、多少理解した上で参加させていただきたいと思います。
大場号がある小戸のヨットハーバーは、我が家から車で30分。外環状線という都市高速道路が開通すれば15分ほどで着くであろうところにあります。
朝9:30に家を出て、10:30には洋上に。お昼は能古島の「かもめ食堂」で最高の海鮮料理に舌づつみを打ち、夕方17:00には家に戻る・・・これがクオリティ・オブ・ライフin福岡。
ひだかしんさく。
元同僚→友人。
年下。
某大学建築学科卒業。
建築パースの達人。
以前住んでいた場所ではご近所さん。
出産直後で動けない嫁の代わりに、頭痛で死にそうな僕を深夜の救急センターに運んでくれた恩人。
夢を語り合える仲。
年下のくせにはっきりとNOを突きつけてくる生意気なやつ。
・・・
そんな彼が、神戸芸術工科大学に招かれて助手に就任しました。
何の分野かというと、アニメーション。
建築界は、彼という才能を失いましたが、アニメーション界は新たな才能を育みつつあります。
彼が「全て」を手がけた自主制作アニメが観れる「ひだかしんさくチャンネル」をご堪能ください。
http://www.youtube.com/user/shinsakuhidaka←クリック！
土日に家をはずした場合、平日に一日は休みをとるように心がけています。なかなかできませんが。
今日は、急遽休みを決意してムスメも家庭保育にし、一緒に過ごしました。
「子供のため」ではなくて「自分のため」なのです。
忙しすぎるご主人に、「子どもが可哀想・・・」とか言ってませんか？奥さん。（みのもんた？）
ちがうんです。一番可哀想なのは、子供と過ごせないお父さんの方なんですよ。
今日は胸と腹に幸せを感じながら、雑務をこなしました。
明日からまた頑張ります。
photo by yome
（トレコロハウス改め）gazebo houseの見学会が無事に終了しました。
2日間で合計60組もの方にご来場していただきました。
大抵の方がご家族連れでしたから、人数にしたら恐らく150人は来られたのではないでしょうか。
ご近所さんも沢山こられていました。
ご来場いただいた皆様、ありがとうございました。
photo by amon
小さなお子さんは、ワックス塗りたての床を滑りまくったり、会場で出会った同じくらいの年の子と一瞬で友達になって追いかけっこしたり・・特にロフトに大興奮。
引渡し前の浜松建設の皆さんと僕たちは冷や冷やものでした。
photo by amon
自分たちの作ったものを介して色々な方と出会い、お話できるというとても幸せな時間を過ごせました。
見学会の機会を与えてくださったお施主様に感謝します。本当にありがとうございました！
photo by amon
最近、iphoneで写真を撮ったら、すぐにFlickrという写真サイトにアップロードしています。ということで、Flickrが僕のリアルタイムブログ的様相を帯びてきました。ぜひこちらも定期的にチェックしてみてください。今日は完全にお休みをいただいて、ムスメを連れて空港に行ってきました。
http://www.flickr.com/photos/inouesatoru/
さてさて始まりましたね、冬季オリンピック。ウインタースポーツ音痴の僕としては、唐突に始まったのでびっくりしました。
全然競技のことじゃないんですが・・・
バンクーバーオリンピックでの國母選手が巻き起こした一連の騒動は、競技以上にオリンピックの本質を浮かびあがらせている気がします。
日本選手団公式スーツを着崩すという中高生的発想や、
「結果よりも内容。（滑りを見て）格好いいと思ってもらえればいい。最近のスノーボードはすげぇダセえから」「反省してまーす。」「ちっ、うるせーな」
といった彼の「イタイ」態度や発言よりもカンに触る皆のヒステリックな反応・・・
「でたでた・・・にわかナショナリズム」
だけど、サッカー代表が東アジア選手権で1-3で韓国に敗れたと聞くと
「髪伸ばしたり染めたり！チャラチャラしてっからだろが！代表は全員坊主でやれ！」
あれ？
この自己矛盾に悶々としていたのですが、政治家の河野太郎さんが非常に明快な見解を述べられていて、一読後スッキリしました。
題して「ルールと価値観」
http://www.taro.org/2010/02/post-716.php
ぜひご一読を。
そうそう、「価値観が違う」という理由で一人の人間をここまで追い込もうとするこの感じが僕も気持ち悪いのです。
お施主様のご厚意で
完成見学会を開催します。
2/20（土）21（日） am10:00～pm5:00
@長崎市女の都
見学をご希望の方は、
info@inouesatoru.jp
まで連絡先をご記入の上、お申し込みください。
Flickr←その他の写真
闇に一筋の光が射したかと思うと、次第に白い空間が広がり始めました。
もう朝か・・・そろそろ起きなくちゃ・・・
朝は苦手です。
いつものように、朦朧としながら瞼を閉じていても、光の強さだけは感じます。
今日は良い天気みたいだな・・・
ざわざわ
ざわざわ
ざわざわざわ
ざわざわざわざわ
白い光の強さに比例するように、人の話し声のようなざわめきが次第に大きくなってきます。
なんだろう・・・騒がしいな・・・朝っぱらから・・・
「のう・・さん」
「い・・え・・さん」
！！誰かが何か耳元でしゃべってる！！
白い光の空間が、急にモザイク状になって、粗い画像が現れ始めました。
ざわめきは一気に大きくなり、突然鮮明に
「いのうえさーん！！」
え？え？
同時に粗い画像も一気に鮮明化して・・・
※多少偏見アリの独断意見です。
最近、周辺で急速にiphoneユーザーが増えてきました。特に建築・設計業界での普及率はなかなかのものです。
慎重なタイプの方達も、「様子見」の期間を経て、ようやく重い腰を上げてきているようです。
嬉しいことに、iphoneを手にした方は必ずといっていいほど連絡をくださいます。そして、「今度使いこなし方を教えて」と続きます。
僕が思うに、iphoneユーザーは大きく２タイプに分かれます。
ほとんどのiphoneユーザーは、アップルというブランドや、洗練されたデザインに惹かれているタイプ。「使いにくい携帯電話」であることを承知の上で、あくまで携帯電話として扱っています。これはこれで全然オッケー。使いにくいと言われがちなiphoneですがそんなことはなく、さすがはアップル！と嬉しくなる細かな配慮が細部に行き渡ります。電話をそんなにしなくても、持ってるだけで楽しくなるというのもiphoneの良いトコロ。
でも、そんな方たちは、打倒iphone！とばかりにソニーエリクソンあたりからタッチパネル式のお洒落携帯がでると、急に心が揺らぎ始めます。ブランド力オッケー、大画面、タッチパネル、iphoneより高画質なカメラ・・・
しかし、もう一方のタイプに属する、iphoneを「通話・通信機能付の小型コンピュータ」と捉えて使いこなしている僕などは、国産携帯電話が頑張れば頑張るほど・・・
これ以上は止めときます（汗）
とにかく、iphoneとは何なのか、なぜ凄いのかということをある程度頭に入れて使い始めると、今までと全く違う世界が開けてくるのです。身体が拡張するのです！（←教祖様か！）
iphoneについてこんな感じで力説していることもあって、使いこなし術について教えろ！とせがまれることが多々あります。
今日、大先輩にあたる建築家から、ついにiphoneを購入したとの連絡をいただきました。そして、早急にレクチャーせよ！とのことで、明日夜、当事務所において二人っきりのiphoneプチ講習会を開催することが決まりました。
まずは
クラウドコンピューティングとは何か
そして、
アップルの戦略、グーグルの戦略、両社の関係
補足的に
グーグルが果たす役割とグーグルフォンの脅威
続いて
iphoneを取り巻く新規ITビジネスの可能性
少し飛んで
twitterをはじめとするSNSの現在
さらに
我々はiphoneのような建築を創れるのか
トイレ休憩をはさみ、
iphoneと世界平和
といったテーマについて5時間ほど話し、ようやく
iphoneの活用法
を、パソコンとiphoneを触りながら15分ほどレクチャーしようかと考えています。
野球好きのオッサンが、プロ選手のスイングについて語るような浅さでしゃべります。
興味ある方は、まだまだ空席がございます。ぜひお申し込みを！
新年あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。
イノウエの今年のテーマは2つあります。
そしてこれら2つは、最後に結合して1つの標語になります。
1つ目は
TAKE IT TO THE NEXT LEVEL
年末、友人から教えてもらったナイキのCMに影響を受けた、というのがちょっと情けない裏話ですが。
そのCMをまずはご覧ください
サッカーを特に好きな訳ではないのですが、この動画には感銘を受けました。
2つ目は
DO MY BEST "EVERYDAY"
実は昨年末、とある建材メーカーさんの本社があるシンガポールにご招待を受けて行ってきました。その会社は、先代が材木業から始めて、今やホテルや銀行を経営する大企業です。
毎晩夕食をご一緒していただく中で、こんな質問をぶつけてみました。
What's your goal?
拡大を続ける企業のトップにとって、人生の、もしくは企業人としての最終目標はどこにあるのかということに興味があったのです。
そういった質問を受けたのは初めてだな～としばらく考えられた後、もちろんテクニカルな目標値というのは様々なレベルで常に掲げているが、との前置きをした上で、私の父の教えは
Do your best everyday
であり、この言葉をとても大切にしていると言うのです。
Do your bestというのはとても聞き慣れた言葉ですが、その後にEVERYDAYをつけると、とても新鮮に聞こえます。
日本語に訳すと
日々全力？
毎日最善を尽くす？
毎日一生懸命？
「小さなことからコツコツと」？（by 西川きよし）
どれもなんとなくしっくりきません。やはり、
DO MY BEST EVERYDAY!
母国語ではない故に、BESTという言葉には色々な意味が込められているような気がします。
DO MY BEST EVERYDAY!!, and
TAKE IT TO THE NEXT LEVEL!!
夜寝る時に、「今日もやり尽くしたな！」と思えるように日々暮らし、そして気づいたら次のレベルへ！
今年も頑張ります！
追記
Mothership Oが建築学会九州建築賞の一次予選を通過しました。
1/23日に二次選考会に臨みます。
アトリエ・ラッツを率いる建築家・古後さんの披露パーティにご招待いただきました。
ベリーダンスあり、マジックありの、とても華やかな宴でした。
↑建築関係はこんなメンバー（濃いなぁ）
古後さんは、イベントやプロジェクトを通してご一緒させていただく機会が多く、そのバイタリティにいつも影響を受けている兄さん的存在です。
とても穏やかで、僕のような年下の後輩にもきちんとお話をしてくださる方ですので、きっと楽しく明るいご家庭をつくっていかれることでしょう。
おめでとうございます！
今後、「研究開発費」名目の○○○○○代はぜひ綺麗な奥様につぎ込んでくださいね。
それにしても建築家の集団は・・・
久々のブログ更新です。
妻の耳も回復してきており、生活もなんとか元に戻りつつあります。
そんな中、八幡のvertical/horizonがついに完成しました。
11月最初の週に、なんとか同業者の方向けのオープンハウスを開催させていただきたいと思います。
本当に有意義な一日でした。
けんちくって楽しい、そう再認識することができました。
吉井さん、木村松本さん、ご参加くださった皆様、ありがとうございました。
オープンハウスは100人近い方が来られたようです。
色々と学ぶことや考えさせられることが多かったので、ぜひブログでレポートしたいのですが、イノウエは、プレゼンとか大学後期授業開始とか長崎方面ツアーとか山口方面で調査とか大詰めの現場監理とかムスメの運動会とか・・・今週はバタバタでして、改めてじっくりとレポートをしたいと思います。
とりあえず写真だけアップしておきます。
26日のオープンハウス＋トークセッションが迫ってきました。
会場でお会いできるのを楽しみにしております。
ところで、木村松本より「白熱の議論の結果」決まったという、トークセッションのタイトルが送られてきました。
「 つつじが丘からずっと 」
おお・・・興味深い。
つつじが丘とは、今回のオープンハウス物件が建つ地名です。
つつじが丘からずっと・・・
「～からずっと」とは、時間的なものでしょうか、それとも空間的なものでしょうか。
詩的だ。
ちなみに、ムスメvol.2は「詩（うた）」と名づけました。
■関連記事
拝啓 吉井さま（←クリック）
大阪で活躍する若手建築家ユニット 一級建築士事務所木村松本と
小牧博之氏（v.d.o）のコラボ設計による住宅が、福岡にて完成しました。
お施主様と木村松本両氏のご厚意により、内覧会を開催いたします。
（詳細は添付別紙をご覧ください）
その後場所を変えて、内覧会の作品を中心に彼らの思考プロセスを
語ってもらう機会を得ました。
木村松本両氏に加え、内覧会参加のために来福する建築家・吉井歳晴さん（WIZ ARCHIECT）
を交えて、基調講演とトークセッションを開催します。
モデレーターを引き受けてくださった吉井さんは、「語り合うこと」を望んでいらっしゃいます。
我々を取り巻く状況は、ますます「語り合うこと」が重要になってきているのではないでしょうか。
一方的にスピーカーが話す場としてではなく、ご来場の皆様を議論に巻き込んでいければと思います。
皆様お誘いあわせの上、ぜひご参加ください。大いに語り合いましょう。
企画 井上聡／イノウエサトル建築計画事務所
清原昌洋／atelier cube
■■日時
９月２６日（土）
■ オープンハウス
１０：００～１６：００
場所：大野城市つつじヶ丘６－１６（添付別紙参照）
■ 講演会・討論会・懇親会
テーマ：未定
１８：００～
場所：パナソニック電工ショールーム 福岡市中央区薬院３－１－２４
ゲストスピーカー
木村吉成氏 松本尚子氏（一級建築士事務所 木村松本）
ゲストモデレーター
吉井歳晴氏(ＷＩＺ ＡＲＣＨＩＴＥＣＴＳ)
モデレーター
清原昌洋 (atelier cube) 井上聡（イノウエサトル建築計画事務所）
※懇親会は有料とさせていただきます。（￥1000程度の予定）
■ 朝まで討論会
テーマ：なし
22:00くらいから朝まで
場所：清星幼稚園（当日地図を配ります）
http://www.fyr.or.jp/kids/060-seisei/seisei.html
会費制・予約制とさせていただきます。
9/24までにinfo@inouesatoru.jp 宛てに参加希望者名や連絡先を記して
メールにてお申し込みください。
■■ 備考
「イノウエサトルのブログ」にて、テーマなど追加情報を掲載します。併せてご覧ください。
http://inouesatoru.sakura.ne.jp/blog/
■■ プロフィール
●木村松本プロフィール
http://www.kmrmtmt.com/をご参照ください
●吉井 歳晴氏プロフィール
１９５７年、大阪府生まれ。
１９７９年、大阪工業技術専門学校卒業。
北村睦夫＋ズーム計画工房、
吉村篤一建築環境 研究所勤務を経て、
１９８７年、吉井歳晴設計室設立。
１９８９年、WIZ ARCHITECTSに改組。
大阪工業技術専門学校非常勤講師。
主な作品に、都島の家、天神町の家など、
住宅の設計を中心に活動。
●小牧 博之氏 v.d.o プロフィール
http://www.vdo-vdo.comをご参照ください
先週の土曜日。怒涛の一日でした。
10：00 trecoro house 地鎮祭→現場確認→打ち合わせ
16：00 仮称スカイハウス初プレゼンテーション
19:00 ツチノコハウス打ち合わせ
各物件名をクリックすると記事にジャンプします。
長崎某所で進めてきたtrecoro houseプロジェクト。
ついに地鎮祭を執り行いました。
その神聖な儀式にて・・・嫁の誕生日忘れた事件も吹っ飛ぶ下半期最大の失敗。
本日より、一日早いお盆休みをいただきます。
今日は久住の方に家族で旅行にでかけます。
思いっきり曇天です。
「雨男！」と罵られています。
リアルタイムブログでちょこちょこと写真をアップするかもしれません。
皆様も良いお休みを！
週末の２日間、オープンハウスをさせていただきました。
他の写真はこちら（←クリック）
客が途切れた瞬間にしか撮れなかったので写真は少ないです。
一部の写真は、来客の方が撮ってくださいました。（S先生ありがとうございます！）
今回はＡＳＪの会員と井上のクライアントに限らせていただいたのですが、雨の中、２日間で30組以上の方が来場してくださいました。
来場してくださった皆さんは、クーラーがまだついていなくて蒸し暑い中、汗を拭きながらもゆっくりと時間をかけて楽しんでくださったようです。一組の滞在時間がとても長いオープンハウスでした。
七時間、昼飯も食べずにしゃべりまくって、最後のお客様を見送った後はどっと疲れが。
ちなみに、最後の来場者は、マイマイハウスの御家族でした。
マイマイ奥様は、「Ｏ西さんの奥さん、イイなあ」を十三回くらい呟いていらっしゃいましたが、、、マイマイハウスだって学会の建築賞奨励作品でっせ！
そして、施主奥様の計らいで、新居での初食事に招待していただきました。
最高の瞬間です。
引越し後、施主と相談の上改めてお披露目会を開催させていただきたいと思います。
Mother Ship O オープンハウス！
※建築家との家造りに興味がある方に限定させていただきます。
同業者の方は、改めてご案内しますので今回はご遠慮ください。
詳しくは↓クリック
こんなコメントをいただきました。
興味ある方はぜひ！
「感性はがきコンクール」のご案内（応募依頼）
イノウエサトル様
初めてコメントさせていただきます。私は、「越前大野感性はがき展」のＰＲ担当スタッフの佐々木と申します。同展のＰＲ活動をしており、先日の「皆既日食」について記事を書かれた方にこのコメントを送っています。
「越前大野感性はがき展」は、福井県大野市が主催する文化事業です。ハガキ大のサイズに、自由な発想と手法で作った作品を応募してもらうというコンクールです。
第６回目となる今年のテーマは「星」。「星」にまつわる多くの人の想い、感動、夢、思い出が込められた作品（メッセージ）が、一枚でも多く届くことを期待しています。応募締切日は９月３０日。優秀作品への表彰及び賞金あります。
何かとお忙しいところ恐縮ですが、「感性はがき展」の作品作りにチャレンジしていただき、皆既日食を見たときの感動を伝えていただけないでしょうか。
詳細については、公式ＨＰをご覧いただき、必ず募集要項をご確認ください。ご質問は、メールでお願いします。
※同展は、全国的にはまだまだマイナーなローカルイベントですが、それでも毎回５千通ほどの感性豊な作品のご応募をいただいています。ご応募いただいた作品は審査の上、大野市内の中心市街地を一つの美術館に見立てて展示しております。
Ｐ．Ｓ．
皆既日食は素晴らしかったですね。感動しました。今回、「星」をテーマにしてよかったなぁと実感しました。
作品の応募は適わないまでも、当コンクールの存在をご友人やお仲間の方々に周知いただければ幸いです。また、差し支えなければ、ブログのネタとしてご活用ください。
スタッフの一人が、「感性はがき ＡＲＴ ＧＡＲＥＬＬＹ」というブログを開設しています。過去に応募があった作品のギャラリーとなっていますので、お時間があれば覗いてみてください。
※このカキコミがご迷惑でしたら、お手数ですが削除願います。
マザーシップ。まさに空母のような迫力をもたらす全長21ｍという長さ。
その長さがもたらす空間の広がりを内に秘めています。
弾薬庫・・・はありませんが、広い食品庫はあります。
このブログは、一日に約200人程度の方に読んでいただいているようです。
どのブログサービスにも属していないし、積極的に読者アップの工夫をしているワケではないのに、クライアントとか友人以外、どんな方がどんな経緯で読んでくださっているのかとても不思議です。
改めて、この駄文にお付き合いいただき、ありがとうございます。
このブログは、文章を考え、写真を選択して解像度を調整して・・・といった作業を通じて、ある程度記事を楽しんでもらう、ということを意識して運営しています。写真は主にGRD2という高性能コンパクトカメラで撮影しています。
だ・か・ら、
時に更新がおっくうになるのです(TT)
iphoneを使い始めて、もう一つの手法を身につけました。
写真を撮って、短文とともにすぐにアップする。つまり最近流行のTwitter（ついったー）のような、リアルタイムリポートを行っています。
ずばり、
イノウエサトルのリアルタイムブログ（←クリック）
まだまだ読者が50人程度の、知る人ぞ知る私的マイナーブログです。
今日は、大分で施工中の「マザーシップO」の現場監理日。
足場が取れて、クライアントのO西氏より
「かっこええなぁ（多分にやけ顔）」
という報告をいただいています。
まさにリアルタイムで、現場をリポートします！
無事に棟が上がりました。
3つのボリューム（塊）が微妙に振られて建っている様は、意図したとおりの効果が確認できました。
この日は、朝からどしゃ降り。天気予報も、「雨」
雨の神様に気に入られている私イノウエ、かなりの物件の棟上げ式で雨を降らしております。着工を控えたクライアントの皆様、覚悟してください・・・
今回も、ずぶ濡れの中お弁当いただくのかなぁと思いきや・・・
ちょっと前になりますが、某コンペにご招待いただきました。
コンペティターは、井手君やマツダ君など、よく知る同世代の方々で、ぜひともお手合わせしたいメンバー。予算も潤沢で、プログラムもとても魅力的で面白いものだったので、ぜひ参加したいと思ったのですが・・・
クライアントと顔合わせする数日前に送られてきたコンペ要綱の「建築家の条件」に唯一記されていたのは・・・
長崎某所で進む、仮称スカイハウス。
立地を含め、あらゆる好条件を突きつけられて、我々のクリエイティビティが問われています。
7月中に初提案の予定。なかなか決定的な案が出ず、悶々としています。
巨匠・菊竹先生の自邸、名作「スカイハウス」を超えるスカイハウスができるか・・・
もし超えることができたなら・・・
山口某所で進む、Black Gプロジェクト。初提案から少し時間が経ってしまいました。
クライアントのSご夫妻、水曜日にお邪魔します！
初プレゼンの時の奥様の素直な喜びようがとても印象的でした。一方で、ご主人の、感情を抑えようとしつつも唇の端辺りがピクピクとしていたあの表情も見逃していませんぜ！
色々と乗り越えないといけないこともあるけど、夢を持ち続けましょうね！この案がお蔵入りしたとしても、条件に合わせてもっと良い案をひねり出しますから。
クライアントパートナーの原Gさん、頼んまっせ！
King of Pop, rest in peace.
マイケルジャクソンへの追悼コメントがウェブ上に溢れています。
クライアントの1人、ツチノコお施主様によると、マイケルはKing of Popではなくて、
King of Music
確かに。
youtubeなんかで改めてマイケルのパフォーマンスを観ると、「凄い」の一言しか浮かびません。
Men in Blackという、人間になりすまして地球に潜む宇宙人をウィル・スミス演じるエージェントが退治するというストーリーの映画で、マイケルは実は宇宙人だという設定になっていました。（下記ムービー参照）
マイケルのダンス見ると・・・その設定はホントのような気になります。
↓イノウエセレクト動画
大変ご無沙汰しております。
たまに発症する「ブログめんどくせー症候群」
今回は結構重症でした・・・
色々な方から、お叱りや心配や嘲笑をいただき、更新しなければと思うほどに気持ちが遠ざかっていました。
こんな時は、他人のブログを読むのもイヤ。自分がサイテーの人間に思えてしまうのです。
面白ネタは沢山あるのです。ブログを書く時間だって、作ろうと思えばいくらでも作れます。
だけど、何かのことで頭が一杯になると、ブログを書いて自分をさらけ出すのが億劫になることがあります。
この一ヶ月半、とあるプロジェクトで頭が一杯でした。
基本設計ほぼ完了、という段階で、自らひっくり返してしまいました。
「なんかちがう」
施主には多大な迷惑をかけることを承知で、白紙に戻させていただきました。
一筋の光は見えたものの、苦悩の日々はまだ続いています。でも、確実に良い方向に進んでいます。
イノウエ、勝負中です。
ブログは、肩の力を抜いてボチボチと更新しようと思います。
建築家の存在意義は何なのか。そもそも建築家とは何なのか。
そこまで立ち戻らないとしても、「建築家は要らない」とされている時代（藤村氏）に、我々は何を主張できるのか。
アイデンティティとは何か、ローカリティとは何か・・・
常に頭の片隅にある、というよりは頭の隅に追いやって保留しているその問いを突きつけられる機会でした。
僕が話したこと、得たことについて書くのは少し時間がかかりそうです。
後日、しっかりと書きたいと思います。
井出君、藤村さん、こんな機会をありがとうございました。そして3日間お疲れ様です。
スピーカーの皆様、おいでくださった皆様、ありがとうございました。
久々に更新しました。
とりあえず3記事ほど・・・
それと、イノウエサトルの裏ブログを改め、
「イノウエサトルのリアルタイムブログ iphoneからチョコチョコと。」
（↑クリック）
として、タイトルどおりiphoneで撮った写真をリアルタイムにアップしています。4月だけですでに38記事もアップしています。
このメインブログは、どっかりと腰を下ろして、文章なんかも多少考えてアップしていますが、リアルタイムブログは、ほんのヒトコト程度、時にはコメント無しですぐアップします。その瞬間の思考と、カメラを通した視点が顕になることで、メインブログとはまた違ったイノウエサトルが浮き彫りになるかもしれません。
写真は、iphoneのアプリ「Toy camera」もしくは「Old camera」で撮った、少しクセのあるものにしています。
クライアントが小さな頃から慣れ親しんだ住宅のリフォームをお手伝いすることになりました。
クライアントは、ヤマケンのお友達。
諸事情あって、解体→建て替えではなく、リフォームという、もっとも先進的で合理的な判断を下されました。
フキノトウハウスに続き、歴史を塗り重ねていく作業に関わる機会をいただきました。
リフォームとはいえ、もっともアグレッシブで前衛的な住宅になるのは間違いありません。
コウゴキタイ。
iphoneにかまけてブログが更新されていないと噂のイノウエです。（当たり！）
さて、そんなイノウエが、FUKUOKA DESIGNING展2009(4/24～05/06) のとあるイベントに一スピーカーとして参加させていただくことになりました。
ROUNDABOUT JOURNAL × DESIGNING
” TRANSMISSION ”
5月4日（月） 19:00 — 21:00
若手建築家のアジェンダ
（アジェンダ：行動計画）
テーマ：マイ・アイデンティティ
場所：紺屋2023 屋上[ 福岡市中央区大名1.14.28.屋上 ]
スピーカー：井手 健一郎・イノウエサトル・清原 昌洋・相良 友也・平瀬 有人・二俣 公一
モデレーター：藤村 龍至
料金：1500円（1ドリンク・軽食付）
い、いいのでしょうか、こんなメンツに混じっても・・・
オーディエンスも多いみたいだし・・・
パートナー・アモンには話してなかったのですが、なぜか東京にいる友人から情報が入ったらしく、血相を変えて聞いてきました。
そして、
「大丈夫ですか？」
と。
な、なめんな。
藤村さんの「批判的工学主義」「1995以降」etc・・・
ある程度内容は知っていましたが・・・
予習しときま～す・・・
変えました・・・
良かです・・・
うふふ。
だけど2台持ちです・・・
とほほ。
イノウエの関係者の皆様・・・見知らぬ番号から着信があったら、恐らくイノウエからです。出てやってください。
イノウエがiphoneを取り出したら、さりげなさを装っていますが時と場合によっては「おっ！iphoneじゃん！」という言葉を待っています。付き合ってやってください。
iphoneについては、以上！！
さ！仕事仕事！！
カメラを購入してから半年くらいですが、すでに20GBくらいの写真を撮りました。
枚数にすると7000枚くらい。デジカメの良さでもあり、悪いところでもあるのですが、失敗を恐れずにとにかく沢山撮ります。同じショットを、設定を変えて撮ったり、アングルを微妙に変えて撮ったり・・・
爆発的に増える写真をどう管理するか、というのが、デジカメ時代の課題です。
Flickrという写真共有サイトをご存知でしょうか。年に25ドルくらい払うと、容量無制限で写真を保管することができます。（上の写真をクリックするとFlickrにリンクします。）
そしてそれらの写真を好きなように分類して、撮った日やテーマ（タグ）、イベント（セット）ごとに整理して閲覧することができます。オンラインでそのままプリントを注文したり・・・
こういったことができる写真管理ソフトは他にも沢山ありますが、容量無制限で保管できるというのはとても魅力的です。
それも、自分のパソコンの中に閉じ込めておくのではなく、web環境さえあればいつでも誰のパソコンでも閲覧できます。iphoneがあれば、パソコンがなくても撮りためた写真を人に見せたりして楽しむことができます。
ということで、Flickrの有料会員になりました・・・25ドルなり・・・
7000枚の写真を少しずつアップロード中ですので、まだまだお見せできる状態にはありません。あしからず。
Flickrは、保存している写真から直接ブログにアップすることができて、これまた魅力的です。残念ながらこのブログには対応していません。また、このブログは美しいレイアウトを優先しているので写真サイズが少し小さいのが悩みの種。
ということで、googleの主催するブログ、bloggerに
を立ち上げました。主に写真日記として利用したいと思います。（まだテスト中です）
写真は楽しい！そして、ぜひ色んな人に見せてご批評をいただきたい！
ということで、やはりiphone、買います！webに強く、画面が大きいというのがその理由。
先日、無料キャンペーンを適用するかどうか、ダブルホワイトプランにして一ヶ月が経つ運命の日でしたが・・・
通話料、高いっ！！
ということで、キャンペーンはあきらめます（涙）
ということで、ちょっぴりハイテク化を試みる春です。
ザ葬式なる、なんとも不謹慎なサイトがあります。
http://maker.hanihoh.com/d/?hanihoh_2
生年月日と名前を入力すると、その人の葬式の様子を診断してくれるという、脳内メーカー的な面白サイトです。ちなみに井上聡の脳内はこんな感じ・・・
ここまでくるといさぎ良し！
ザ葬式・・・って
映画「おくりびと」なんかで、葬式とか死を考える機会が増えたとはいえ・・・なんて不謹慎なんだ！と思いつつ、やはり気になって試してしまうミーハーな井上です。
「井上聡」の結果は・・・
天気が良いので、外出するたびにパチリパチリと撮りました。
やはり晴天の時はなんとなく気分が明るくなります。
それにしても、街中で写真を撮るという行為は気恥ずかしいものです。通行人から怪しまれているのがビンビン伝わって、アングルや露光調整もそこそこにささっと撮って逃げるように退散します。
「写真愛好家です。」的な世界共通のバッヂなどないのでしょうか・・・
久々の飯屋情報です。
500円パスタ「煮込みの製麺所」
今まで食べたパスタで最高の★★★★★！！
食文化度が高い博多にいると、食べ物に感動することは滅多に無いのですが、久々に目をひんむいて「美味い！」と叫びました。
最近、愛機GRD2も手に馴染み、写真に自信がついてきたイノウエですが、食べ物だけはどうしても上手く撮れません。食いしん坊なので、そもそも撮ることをうっかり忘れてすぐに食いついてしまうことが多いのです。今回はなんとか涎を抑えながら撮りました。
一部の方には密かに応援していただいていた、エグザ○ル新メンバーへの加入ですが、最終選考で残念ながら不採用となってしまいました。
ショックが大きくて、お知らせが今になってしまいました。
ネスミス君、受かってましたね・・・。彼はオーディションでもひときわ光っていました。
不採用の大きな理由は「福岡在住」というもの。そして、建築家という仕事と両立できるのかが疑問視されました。何度も東京に来れないか、と言われたのですが・・・
「君のように、チョイ太めだけどキレがあるダンスができる人は新生エグザ○ルにぜひ欲しいのですが・・・」
とH○ROさん。
新年度、気持ちを切り替えて、建築家一本でこれからも頑張ります！
徳山駅付近で新幹線から海側を見ると、工場の風景が広がっています。
いつも打ち合わせや現場監理が終わると新幹線に飛び乗っていたのですが、今回はこの風景と対峙できる場所を探してウロウロしてみました。そしてついに発見。
北九州なんかもそうですが、このメカニカルな雄大さは、自然のそれと同じくらい魅力を感じます。魅力を感じるというか、心が動くのです。
決して地球に優しい環境ではなくて、どちらかというとネガティブな要素なのかもしれませんが、ここまでやると、とある建築家が言う「第二の自然」ともいえる光景です。
「エコ」に向かって、世界が少しずつ、確実に動き始めている今、こういった風景は今後どうなっていくのでしょうか。
もう住んでいるにも関わらず！お施主様のご厚意でオープンハウスをさせていただきました。
年度末というのにお越しいただいた皆様、ありがとうございました。
オープンハウスの後は秘伝のタレに一晩漬けたという極上の肉でBBQ大会！
現場監督、営業担当者、大工さん、家具屋さん・・・関係者で苦労話を交えつつ楽しい時間を過ごすことができました。
最後は、お風呂までいただいて、泊まらせていただき・・・至福のひと時です・・・。
苦労の多い仕事ですが、こういう時間を過ごせるのであれば睡眠時間なんていくらでも削っちゃいますよ。ホント。
今回は、山口エリアのASJ会員限定のオープンハウスとさせていただきましたが、興味がある方は次回ご案内します。
週末、週末高速道路1000円を利用してあいのりで行くという手もありますね。
素敵なご家族から住宅提案の機会をいただきました。
「この土地で仕事したい！」
と強く願ってから約半年。
強く願うということは、やはり縁とか出会いを呼び込むのでしょうか。
写真は、初顔合わせを終えて帰途につく道すがら、寄り道をして1時間ほど散策した夕暮れの海です。
海は敷地からは少し離れているけど、この土地を特徴づける重要な要素であることは間違いありません。
住み手をよく知ること、土地を読み込むこと・・・
普段無意識にやっていることですが、より意識的に取り組んで行きたいと思います。
愛車のカー・オーディオは、音響の名門マッキントッシュによってこの車専用に設計された純正オプション品。車に関して唯一お金をかけている部分です。
※停車中に撮ったものです。シャッタースピードを下げてわざとぶらしてます。
気づいたら1週間以上更新していませんでした^^;
ちょっとバタついていますが、生きてます！
この週末は別府
昨夜は別府→北九州
今日は別府
明日は熊本
明後日は島原
その次は別府
その次は熊本
週末は長崎
って感じで移動週間です！
頑張ります！
ネタだけは蓄えていますのでしばしお待ちを！
こんな感じの小さな住宅を本日プレゼンテーションします。
名づけて vertical / horizon
（ちなみに同名のアーティストがいるようです。）
white horizonの二案目です。
最初の提案は「このまま建てたい」と、とても気に入っていただいていたのですが、予算的に少しオーバーしていて、新案を提案させてもらうことになりました。
個人的にはこちらの方が好きかな。
Y様お楽しみに。
今さらですが、iphoneに変えるかどうか迷っています。
「iphone for everybody.」というキャンペーン。
機器代が実質0円に、というニュースに、購入を先延ばしにした甲斐があった！iphone勝ち組だぜぃ！と小躍りしたのですが・・・
そうは問屋が・・いや、ソフトバンクがおろしませんでした。
深爪のせいで、指先がジンジンします。
昔から爪を噛む癖があります。年を重ねてからはあまりしなくなったのですが、何かに悩みながら深く集中していると今でもカジガジしてしまいます。
この2週間、振り返ってみるとプレゼンテーションが重なったり、色々と考えることが多くて、気づくと爪が短～くなってました。
爪を削らせた大きな要素の一つ
cassa di tre coro（トレコロハウス）
2回目のプレゼンテーション。
非常勤をしている近畿大学から2人、とても優秀な学生をオープンデスク生として約2週間お預かりしました。
↑島の乱開発にやってきた業者・・・ではない。
初日なのでスーツ。
マツダグミさんのオープンハウスにて。
ASJ周南スタジオ主催の住宅展にご招待いただきました。
↑ホテルの部屋からみた徳山駅周辺の風景。
二日間盛況で、来場がとても多く、いろいろな方とお話できました。
自分の設計プロセスや趣旨について話し、その反応を聞かせていただくのは、社会に向けて発信するという意味で良い経験です。また、色々な方の色々な住宅観について聞かせていただくのはとても勉強になります。
お会いした皆様とご縁がありますように。
先日、「建築九州賞(作品賞)」の発表会でプレゼンテーションをしてきました。
想像以上の豪華な施設で、大勢のギャラリーの前でとても緊張しました。
スタッフも緊張していたのでしょうか・・・写真無しです・・・
2作品の発表は、「準備」がしんどかった・・・想いが詰まった物件について、与えられた7分で何かを伝えるのは本当に大変なのです。
徹夜で準備し、練習し、一睡もしないで臨みました。
この発表会で選ばれた作品が３次選考会に進み、賞が与えられます。
プレゼンテーションが土曜日。このブログを書いている今（月曜日）、実は結果がでています。
結果は・・・
ワキアイアイとした打ち合わせを、マリリンモンローがにこやかに見守ります。
お施主様の反応はこちら↓
http://tsuchinoco.exblog.jp/10907802/
提出した2案、両方とも気に入っていただきましたが、00（ダブルオー）タイプに決定。
僕も、見てみたい案です。
皆様ご存知、甘いもの好きのイノウエです。甘いもの全般を、
「スイーツ」
と呼んで愛でています。何かの番組でスイーツという言葉を使う男は気持ち悪いという女性がいました。そうですか？
好きとは言っても、面倒くさがりですので、わざわざ取り寄せたり人気店に買いに行ってまで食べたいとは思いません。
そんな感じで、特にアンテナを張っているわけではないのに最近よく聞こえてくる「花畑牧場生キャラメル」
芸人（？）田中義剛さんが作っている抜群に美味しいキャラメルで、なかなか手に入らないとか。
そんな噂のキャラメルが、我が家にありました。義理の妹からいただいたとか。（Jちゃん、ありがとう～）
女子2人に頭を下げて、ようやく一つゲット！
味は・・・
♪と～きど～き～とおくを～みつめ～るぅ～♪
（♪BETWEEN THE WORD ＆ THE HEART 言葉と心）
おはようございます。福岡のワタナベアツシこと、イノウエサトルです。
しつこいですか？
当事務所の若手スタッフから「教授」と呼ばれる、面倒見が良いアモン。その優しい性格とオタク的建築知識から、年下に慕われることが多いようです。
そんなアモンが可愛がっている年下の友人、H君から見学会のお誘いをいただきました。
弱冠27歳での初作品。蕎麦心地ぶんろく。有名国会議員もいる中、特別にお蕎麦をご馳走になりました。
チョコレートをくださった皆様、ありがとうございました。
バレンタインなんてチョコレート協会が作ったイベントじゃないか、そんなものやめてしまおうぜ！と日頃思っているタイプですが、もらうとやはり嬉しいもので、来年が楽しみだったりします。
↑唯一の本命チョコ（ケーキ）
・・・だよね？
最後の提案から、だいぶ時間が経ってしまいました。
とても気に入ってもらっていた案だけど、なにかもやもやとしたものがあって、ダラダラと時間だけが過ぎ去ってしまいました。
今日、新たに２案提示します。
♪と～きど～き～とおくを～みつめ～るぅ～♪
（♪BETWEEN THE WORD ＆ THE HEART 言葉と心）
おはようございます。福岡のワタナベアツシこと、イノウエサトルです。
今日は、「絶景！優しき要塞」にお邪魔しました！
ASJ佐世保スタジオ主催の、第5回未来をのぞく住宅展にご招待いただきました。
家づくりに興味を持つ来場者の皆さんとお話できて、大変勉強になりました。
白石建設の皆様、ありがとうございました。
参加した建築家の皆様、お疲れ様でした。
↑日本一長いアーケード。四ヶ町商店街。
（白井晟一氏による親和銀行本店の裏側が面しています。）
深夜にホテルまで帰る道すがら撮った写真のレポートにて失礼します。
直接外部に面さない開口部（開口部といえるのか？）からもたらされる柔かな光。
1/30で確認中。
もう一案は模型作成中にボツ！複雑すぎた。構成を同じくしてプランを変更。こちらもかなりイケルはず。
建築界の革命戦士・某アニキよりこんなメールがきました。
「今年、革命を興したいなら本物の男になりたいなら
明日、土曜
ももちユナイテッドシネマに四時過ぎいろんな覚悟して来い、チェゲバラの映画28歳編と38歳編を途中食事をはさんで二本見る、女、子供は勘弁してくれ、俺は今年、42歳で革命を興す、わかったか、がっはっは（親指立てた絵文字）明日、死ぬかもしれん（パンチ絵文字）
さよなら、CASEをたのむ（親指たてた絵文字）」
アニキ・・・一言よかですか？
一緒に映画観ようて・・・
（※初めてこのブログをご覧になる方、過去記事をご一読ください）
↑クリック
信頼おけるスタッフ一号アモン。
僕が艦長なら彼は副長。副長は「ナンバーワン」と呼ばれる存在。
まさにナンバーワンとして、仕事をきっちりと治めてくれる頼もしいやつ。
仕事中は真剣そのもの・・・・
そんな彼が帰った後の机に置いてあった一枚のA4用紙・・・
ちょっとご紹介。
ヤマケンハウス施主の奥様、「ゆに」さんのブログが面白いです。
家族の一員、ボストンテリアの「とら（犬のくせに！）」とマレーガメの「わに（カメのくせに！）」を題材にしたほのぼの系（？）ブログです。
早速GO!
http://wanitora.exblog.jp/
（↑勝手に拝借しました～）
大人気（？）イノウエサトルの似顔絵・・・（←過去記事）
某お施主さまは、「Tシャツにしたい。今年の夏はアレで行こうぜ！」とまで・・・
そんな似顔絵の・・・
作者からコメントが！！
これぞ大人の「フォロー」コメント。みんな、心して読め！！
（コメントをいただいたのですが、折角ですので記事にアップさせていただきます。）
「アラサー(around 30)」とは、ウィキペディアによると女性雑誌から生まれた言葉で、28～32歳の女性（1975年-1979年生）を指すらしいです。
女性に限定した言葉というのは初めて知ったのですが、自分はアラサー世代だと思っていたら・・・
インフルエンザではありませんでしたが、先生もびっくりするほど喉が真っ赤だそうです。注射打ってもらいました。頑張ります。
明日は三瀬山で出荷前のフローリングにサンダーがけに行きます。
皆様もどうぞご自愛ください。
コメントができないと寂しいというご要望にお応えして、コメント欄を復活させました。
ただし、即時には公開されないシステムにして、スパムコメントなどを排除します。
（こんな機能があったのか！）
コメントを書き込んで、「投稿」ボタンを押してもしばらく反応がありませんが、そのままお待ちください。20秒程度で完了のお知らせページが表示されます。
今までいただいたコメントも全て復活させたのですが、コメントと併せて読むとなおさら面白いの記事がコレ！
マイマイハウスにお邪魔しました。（アポなし突撃）May 27, 2007 2:32 PM
タイトル通り、アポ無しでお邪魔したのですが、たまたま奥様不在で散らかり放題。その写真を公開したものだからコメント欄で奥様からこっぴどく叱られました^^;
奥様の妹さんからもコメントをいただいて・・・
先日、10分前に連絡をいれてお邪魔しましたが、大変綺麗にされていましたヨ！
マイマイハウスお施主さま！補修と自転車小屋、ばっちりやりますのでしばしお待ちを！
ツチノコハウスブログを立ち上げました。
建て主さんと僕が、お互い自由に書き込めるブログです。
設計プロセスはもちろん、建物が完成したあともずーっと続くブログになるといいな。
よろしくです！建て主さま！
今はもっと設計プロセス記録の記事を更新しないと・・・
最近ご近所に引っ越して来られた積算事務所、「サーベイ屋」さんに新年のご挨拶に行きました。
サーベイ屋さんは、スタッフが24人もいる大所帯の事務所です。いつも顔を合わすのですが、正式にご挨拶したことがなかったので、新年という機会を利用してスタッフの皆さんとも仲良くしちゃおうという魂胆もあったのです。
（※由緒ある有名積算事務所の流れを汲む新しい事務所です。興味ある方はぜひご一報ください。ご紹介します。）
社長のNさんはご不在だったので、顔見知りのスタッフの方に「また来ます」と告げて帰りました。
数時間後・・・
N社長はご丁寧に訪ねてきてくださいました。
「あの～・・・うちに来てくださったの、井上さんですよね？」
「はいそうです！すみません、こちらから伺う予定だったのですが！」
N社長は、くすっと笑い、手に持っていた一枚のメモ用紙を差し出しました。
某所で始まった新しいイエづくり。
とても気持ちの良いご夫婦と可愛い兄妹がクライアント。
音楽が趣味で、将来の夢は家族で演奏会をすること。
敷地は「旗ざお形状」と北側に広がる絶景。
腕が鳴る・・・。腕が鳴りすぎて、2案提案。そして、つけた名前が
A案
casa di infinito∞ （ぐるぐるハウス）
B案
Tre Coro
両方ともイタリア語。クライアントの趣味、音楽用語から引用。
ちょっと肩に力が入り過ぎているかな？イノウエ的ではないかな？
光の入れ方やプランにも工夫が満載。詳細や命名の由来は後日アップします！
↑A案 ぐるぐるハウス
↑B案 Tre Coro
Tre Coro案アプローチのイメージパース
キング牧師の名フレーズを引用するほどのことは無いのですが、「私には夢がある」のです。
それは、クライアントのお子さんが、一人でもいいから建築デザインの道に進むこと。
そして名建築家になること。
スコープハウスのクライアント家、長男坊。
希望と脂肪が詰まった体で現場をコロコロと。
その笑顔は・・・さては現場好きだな！？
もちろん我が娘も建築家に・・・
雲海に浮かぶ箱舟のクライアントからメールをいただきました。
「雲海がでました」
「二階から見る景色は最高です(^_^)
写真では伝わらないのが残念でが、とても綺麗でした。。。」
そもそも、雲海を見るために工夫を凝らした家。
雲海が現れて、ようやく完成した、という感じです。
本日は早朝からスタッフ会議。
清々しい空気と美しい空を楽しみながら事務所に着くと、
O西邸1/50模型がバラバラァァァァァ！
外付けCD-ROMがああああ！
盗まれたものはなさそうだが、ウチに恨みを持った輩のイヤガラセか！？
恒例の結露ワイピング。
今日の福岡は猛烈に寒いです。
その寒さのせいか、昨日乾燥したところ（ショールーム）にずっといたせいか、喉をやられて病院にいきました。
保育園児は元気です。朝っぱらから、素足で冷え切った出窓に飛び乗り、小躍りしながら結露拭きを楽しんでいます。
ご老体の皆様・・・どうぞご自愛ください。
一ノ瀬アニキの音頭で、ASJ登録建築家の大忘年会が開催されました。
広島や長崎、大分、北九州からも集い、総勢35人。
参加表明者全員バッチリ参加。ドタキャン無し。これって、当たり前のようで結構すごいことだよなぁ。
これも一ノ瀬アニキの人徳のなせる業か。
浜松建設さんよりご招待いただいて、ASJの長崎イベントに参加しました。
来場120組！
色んな方とお話できて楽しかったです。
夜は懇親会で夜の長崎市街へ。（↓写真をクリック！）
長崎ってよかとこですね～！！忘れてました！
長崎って、そういえばあまり行った事がなかったのです。
思い出すのは、はるか昔、運転免許を取った一週間後くらいに母親の車を借りて嫁（当時はカノジョ）と行ったことくらい。
久しぶりに坂道発進でサイドブレーキを使ったり、電車が走る道で軽いパニックになったり・・・
この、坂が多い街で、建築家としての腕をふるう機会とめぐり会えますように！
青空の下、（仮称）スコープハウスの地鎮祭を執り行いました。
覚えやすい、縁起の良い11/11 11時～。大安。
ちなみに棟上は12/12の予定。
今年度中に竣工予定です。
プロデュースはフォルツァさん。
施工は（株）凸凹さん。
スコープハウス詳細については後日アップ予定！
GRD2を買ってから、毎日が「日常を観光する※」気分です。
※写真家 菅原一剛氏がGRD2を評した言葉
当ブログの写真は横幅が最大428ピクセルで統一しています。その設定はブログとしては最適なのですが、写真を表現するにはちょっと物足りないので、fotologueという写真サイトにアドレスを取得しました。こちらの方もよろしくお願いします。
当面、fotologueに載せる写真は、トリミングやレタッチは一切せず、サイズのみ調整し、GRD2で撮ったそのままのものをアップロードすることにします。
この素人にわか写真家に、ぜひご批評のほど、よろしくお願いいたします。
パーティ好きなお施主様のもとに、常に人が集まる家。
「（仮称）公民館ハウス」ですね！
と言うと、奥様により即座に却下されました。（そりゃそうだ）
じゃあ、ちょっとカッコいい感じで。
名づけて
White Horizon L
水平な二つのボックス構成で、プライベートとパブリックが緩やかに繋がる家。
10/27
施主が信頼を寄せる出雲大社より、「11月中の入居が望ましい」とのお達しがあった。
この出雲大社のお陰で、この物件は一切台風の影響を受けていない。
出雲大社のお告げは絶対である！（他にもすごい逸話が多々あり）
ということであと一ヶ月！
頑張ろう！（自分！）
ASJ及び執行建設さんに招待していただき、別府の住宅展に行ってきました。
執行建設さんありがとうございました。
そして、ご来場の皆様、ありがとうございました。
じっくりとお話できた方もいて、とても有意義な時間でした。
以前も書きましたが、僕の親父はカメラ好きです。
多分、写真を撮るという行為よりもカメラ自体が好きなようです。
良いカメラをたくさんもっている割には、撮るものといえば庭の花が多く、
「色が良いだろ！」
「このボケ味が最高！」
と、どちらかというとカメラの性能を試すために撮っているような節がありました。
そんな父をちょっと鼻で笑っていた僕。
綺麗なものを綺麗に撮ってもねぇ・・・と。
カメラを買った途端・・・
通勤途中で見つけた花をマクロ撮影で撮っちゃいました。
どう？親父。
西鉄大牟田線の井尻駅で人身事故があったそうで・・・
近くに住むK君の話によると最近頻発しているらしい。
電車は完全にストップ。仕方なく天神からバスに乗って帰る途中、GRDを色々といじりながら車窓の風景を撮りました。
露出をうんと下げて、ちょっとダークな気分を表現してみました。
もう少し空と道路がきちんと表現できていればマグリットの画みたいになったかな・・・
どう？徳さん。
悩んだあげくGRD2
ズーム無し、手ぶれ補正無し、笑顔センサーもちろん無し。
良い写真が「撮れる」、のではなく、良い写真を「撮る」ための写真機。
持った時の質感とかカメラらしさは抜群。
「雲海に浮かぶ家」の現場からの帰路、携帯メールが鳴ります。
「一ノ瀬アニキが召集かけてます。薬院の『江藤家』って店。待っとるで～。」
差出人は一ノ瀬組若頭カドヤン。
この2週間を殺人的スケジュールにした海外プロジェクトが一段落したのが昨日。
何度かお断りしたアニキからの誘いも、今日であれば駆けつけられます。
で、写真の通り。一ノ瀬組大集合。
右奥より時計廻りにアニキ、ヨシタケ兄さん、me、テルキ、カドヤン。
カドヤン贔屓の店らしいが、この男が選ぶ店に間違いは無い。
サイッコーーーーーです！
「お前のブログ、いつまで歯車キューブで止まっとると？今夜更新しなかったら罰金な。」
とアニキ。
で、今事務所に戻って書いてます、ハイ。
ビールの飲みすぎで、気分、サイッテーです。
でも楽しい。
明日から頑張ります。
実は今、外国の仕事をしています。お手伝いですが。
都市計画というとてつもないスケールです。
それで異常にバタついてまして・・・
面白動画でお茶を濁させていただきます。
歯車キューブ。
建築をやっていると必ず興味があるはずのキューブ。
こいつは面白い。意表をつかれました。
以上！
建売り住宅のデザインをさせていただきました。
そこに住むクライアントが不在の状況で進める家造り、というのはとても新鮮なものでした。
「売る」という概念がそこにあるために、僕らも少し通常の考え方を変える必要がありました。
紆余曲折ありましたが、無事に確認申請も下りて、広告・販売を開始することができるようになりました。
今月着工します。
「ベンチマーク」とは、様々な業界で使われる用語ですが、建設では敷地各部の高さを表示するための基準点のことを言います。
敷地のこの部分はベンチマークから何センチ高いとか低い、という使い方に例えて、僕は人生において気にかかる人のことをベンチマークと呼ぶことにしています。常にその人を見据えて自分を相対化することが大切だと思うのです。
ある人を「目標」とか「憧れ」と呼んでしまった時点でその人を超えられなくなるような気がしますので、あくまで「ベンチマーク」であり、基準点として見据えます。
当ブログにも時々登場するM氏の粋な計らいで、僕のベンチマーク達が一同に介して語り合う機会を得ました。
↑店のお姉さんに撮影を頼んだのですが・・・傾いている上に右に寄りすぎ。
赤いパンツは縁起が良いらしい。
僕の解釈では、「縁起物」はそれを身に着けることで潜在意識がポジティブになり、自分の行動に作用するという、つまりは自己啓発ツール。
パンツの色ひとつで潜在意識が高まるのであれば、おっしゃ、ここは一つ赤いパンツを履いてやろうやないか。ということで、わざわざ真っ赤なパンツを買いました。
その効果やいかに！↓クリック！
バタバタしていてなかなかブログを書く暇がありませんが、「勝負パンツ」に続き、こんなネタが控えています。
しばしお待ちください。
手島邸（感動話）
ベンチマーク（自慢話）
マックがやってきた！windows on mac（レポート話）
茶茶茶（小ネタ）
「俺が持ち歩くべき、サイッコ～のノートパソコンは何だと思う？今夜、夜通し議論したい。空けとけ。」
と、アニキがやってきました。
「まずは腹ごしらえや！カレーが食いたい。大橋のサイッコ～のカレー屋はどこや？」
「いいか？サイッコ～の事務所にするためには、スタッフが○人だったら、少なくとも売り上げは×××で、収支はな・・・」
結局パソコンについての会話は15分、結論出ず。滞在時間６時間。締めは深夜２時にウエストで掻き揚げうどん。
サイッコ～の時間をありがとうございましたぁ！
（写真のトリミング、ちょっと失敗しました。）
ダイニングテーブル上のペンダントライトを新調しました。
ヤマギワの「mini」
先日オープンハウスにお邪魔したcaseのTThouseにもぶら下がっていて、その偶然に驚いたのですが、TThouseのそれはお施主さまが福岡のnestで購入したオリジナル品とのことで、我が家の現行品とは値段もディテールもちょっと違うシロモノだとのこと・・・ちょっぴり悔しい。
今年の誕生日プレゼントは
左からお風呂で泳ぐクジラのおもちゃ。おままごと用の木でできたスイカ。義妹からもらったクロックスのサンダル・・・
特にクロックスのサンダルは大のお気に入りになったようで、たまに立ち止まって足元をじっと眺めていたりします。
靴やずぼんの裾に異常に興味があるという、４歳にしてはちょっぴり変わった嗜好があります。ある時病院で、看護士さんの靴を背後からそっと撫でて驚かしたり、ずぼんの裾を曲げて履こうとすると、泣きながら元に戻せと懇願したり・・・
そんなムスメの「ちょっと変な子」ぶりは、僕のお気に入りポイントでもあります。
人が大勢いるデパートで、突然大声で
「パパ！好きだよ！」
と叫ぶKYぶり。周囲はクスクス・・・
大きくなっても、それ言ってね。小声でもいいから。
「笑いのツボ」が合えば、人間関係もうまくいくことが多いような気がします。
当ブログの目的の一つは、「イノウエサトルを知ってもらうこと」
僕の笑いのツボも知ってもらうために、ネット上で見つけた面白動画・画像なんかも積極的にリンクしていきたいと思います。
その第一弾。
昔テレビで観て、呼吸困難になるくらい笑った動画を見つけました。
名づけて
「自殺行為」
設計事務所の実務を経験してみたい学生さん、フリーランスの方、
お金は無いが、熱いハートと遣り甲斐のある物件を抱える当事務所を手伝ってくれませんか？
丸々一物件、構想から現場まで見てみたいという方・・・
ありまっせ～！！ちょうど良かタイミングの物件が！
たまには県外に行ってみたいという方、
ありまっせ～！新幹線で行く案件が！
施工現場を見てみたいという方、
ありまっせ～！熱い現場が！
まずはメールでお問い合わせください。
s★inouesatoru.jp
★はアットマークに置き換えてください。
（Ｇ８）は温室効果ガスの「２０５０年までの排出量半減」という長期目標について、Ｇ８だけでなく、すべての国での共有を目指すことで一致した。（asahi.com)
42年間かけて、温室効果ガスを半減することが地球にとってどれほどのことなのか分かりません。
だけど、エコの話は、少しずつ、少しずつ前に進めるしか無いと思うのです。
脳天気ではダメ。だけど完璧を目指してもダメ。
真面目にやらないとダメ。だけど楽しくやらないとダメ。
今まで一斉に「負」の方向に向かっていたベクトルを、少しずつ少しずつ正しい方向に向けて、それが世代を経る度に大きなうねりにする・・・だから今は、自分が担当する小さなベクトルをどれだけ変えられるかということが大切だと偉そうに語ってみました。
そんな中、あぁ・・・良いなぁと思う試みが、意外なことにプロ野球で実践されているのです。
チェンジの時、全速力でベンチに戻ったり、急いでバッターボックスに入ったりと、細かなことで、試合時間を合計12分縮めるのが目標だそうです。それだけの短縮でも、ナイターに使う照明など、CO2排出を6％減らせるとか。
うん、微笑ましい。
とりあえず我が家は、脱エアコンもしくは設定温度を1度上げることを目標として、エア・サーキュレーターを購入しました。
巷では効果絶大と噂のサーキュレーター。ちょっと高いメーカーのを購入しました。
サーキュレーターのベンツ、ことvornade社製。
その効果は今後レポートしたいと思います。
写真、というよりカメラが趣味の父が、どんぐり村で撮ったプリント写真を持ってきてくれました。
写真、というよりカメラが趣味のため、正直言って写真自体は完成度の低いものが多い（失礼）のですが、たまには傑作が偶然（失礼）撮れていたりします。
親が子に向ける強い愛は、時に子にとっては鬱陶しい・・・そんな複雑な関係が垣間見れる一瞬を偶然ではありますが（失礼）よく捉えていると思います。
僕の名誉のために記すと、同じアングルが数ショットありますが、他のショットでのムスメは最高の笑顔なんですよ。一瞬だけイラっとしたのでしょう、ほんの一瞬。
アモンがメガネを購入し、夜でも運転できるようになりました。
お陰で助手席にゆったりと座り、快適な移動を楽しむことができます。
夜間移動中の車からは、携帯電話のカメラでも面白い画が撮れます。
題して「バタフライ」
とある商業施設のサイン計画の施工を、知る人ぞ知るこの方にお願いしています。
クライアントとの打ち合わせ後、焼肉ランチをご馳走になりました。
さて、お気づきかと思いますが、怖いネット上でのプライバシーを守るため、念のためにいれているボカシですが、位置をちょっと変えてみました。
というのも、通常入れるべき「目」付近へのぼかしは、全く効果が無いのです。
ほら↓
「だっさ～！j-phone（ジェイフォン）持つくらいなら持たないほうがマシ」と蔑まれたこともありました。
今日、情報収集にショップに行きましたが、店員さんも内容は全く知らされていないようでした。
ブログの更新をサボっている間、一ノ瀬のアニキを初め、様々な方からお叱りと励ましをいただきました。
こんなブログですが、案外楽しみにしていて下さる方がいるようで、プレッシャーを感じると同時にとても嬉しいです。
今後はマメに更新していきたいと思います。
今回は、こんな感じ↓で記事をアップしました。
当事務所がお世話になっているフォルツァさんのプロデュースで、某プロジェクトのためにあるチームが召集されました。
プレゼンテーションまでの限られた日程の中、作業は睡眠を削って休日返上で自宅で。
ムスメが寝際に「パパをよろしくね！」と、スヌーピー＆プーさんを残してくれました。
素晴らしい敷地を前にすると、その環境要素からのみ空間を決定したくなることがあります。
だけど、求められているものが住宅である場合、生活の視点を無視するわけにはいかないし・・・
施主がいる以上、個別の好みや条件、要求があるのは当然だし・・・
複雑な条件を調停することも建築デザインの醍醐味ではあるのですが、施主不在の状況で純粋に空間性を追求することもやってみたい。
今回、建売を前提としたモデルルームデザインのお話をいただきました。
建売は、建ててから販売するという点で、施主不在のまま計画を進めます。
敷地からは、ヤマケンハウスを思い出す最高の眺め。
浄水通りに建つユーズド・ビルが、今をトキメクデザイナー、CASE REAL二俣公一氏とイノウエサトル建築計画事務所により生まれ変わります。
何に生まれ変わるかは、イメージゲートによるVI（Visual Identity）が出来次第、ババンと紹介します。
現在、スケルトン状態にするための解体工事及び外装改修工事が進んでいます。
口内炎が４つもできてます！僕にとって口内炎は、カラダの危険信号。
毎週末に行われているプレゼンテーションを妥協無きものにするために連日連夜頑張っており、ブログに書き込む気分では無いのですが、ヨメから面白い写メールが送られてきたので記事にしたいと思います。
今、リフォームをお手伝いさせていただいているクライアントから、雑誌BRUTUSのワンカットを参考にしてもらいたいと言われ購入しました。
特集タイトルは「ギター愛」。表紙はジミヘン。
（これはエリック・クラプトン）
僕も親父が趣味で奏でるギターを聴いて育ったせいか、その音色は楽器の中で一番好きです。
雑誌をパラパラと読んでいるうちに、我が家にも一本欲しくなってきました。
「娘にも弾いて聴かせてやりたいし、買おっかな～。」などと思っているところに・・・
寒い！！（怒）
PM11時から始めた、某エキサイティング物件のエキサイティングなお施主様ご夫婦と、エキサイティングな打合せを終えてAM4時に帰宅。熱くなった心も体もあっという間に冷えるくらい・・・
寒い！！（怒）
え～、ここで業務連絡、業務連絡です。
G●デザインの松●輝●君。松●君。
先日寒さに震える君に貸した僕の大切なイッチョウラの上着（ユニクロ）を至急、大至急返してください。
僕と別れた後に行ったお店に忘れてくるとは、B型気質丸出しもいいとこじゃないスか。
よっぽどポカポカしたんでしょうね。
君がどこのお店に忘れてきたのか知りませんが、どうもそのまま置いておくと安っぽい香水のニオイが染み付きそうな予感がします。
そんなことより・・・
魔の一週間を終え、さらにパワーアップした魔の一週間を迎えます。
来週はもっともっとパワーアップした大魔王みたいなスケジュールが僕を待っているようです・・・
そんなワケで、ブログ更新をサボっております。
もう、ブログタイトルの頭に「月刊」とか「月イチで更新中！」とか書こうかな。
そんな僕の一ヶ月を「カレンダーメーカー」はどのように診断するのでしょうか。
お馴染み、「脳内メーカー」と同じ作者がつくったサイトです。
「イノウエサトル」で入力すると・・・
開店休業中！
「ブラジャーが透けるほど、汗をかいた最後っていつだろう・・・」
というキャッチフレーズでドキっとし、
へそだし衣装でフラフープをクルクル廻す映像にドキドキする、
コカコーラ・からだ巡茶の新CM「さよならハロー・フープ編」（←コカコーラのHP。CM見れます）
しっかりと気づきましたよ
背景は群馬県立館林美術館だ！と。
訪れた事はまだ無いのですが、間違いなく大好きなこの建物は、
これまた大好きな建築家、高橋てい一氏（※「てい」の字は、青偏に光）率いる第一工房の設計です。
（ちなみに高橋氏は鮎川氏のお師匠さま）
広末の背景に第一工房作品を選ぶとは、センスいいじゃないかコカコーラさん！
ドキドキのCM動画をどうぞ↓
環・設計工房の建築展が、大央不動産のD's forumにて開催されます。
詳しくはコチラ
ビールを片手に、建築展を飾る竹構造のインスタレーションのモックアップ制作を眺める鮎川さん。
この後すぐに自ら、あぁだこうだと制作に参加されていました。
なんだか楽しげな建築展になりそうです。
「黒川紀章が亡くなったって」
えっ！？
ヨメからの携帯メールを見て、思わず声が出るくらい驚きました。
驚くと同時に、数年前元勤務先でお会いした時に比べて最近のあまりの痩せように、「やはり」とも感じました。
※※
建築をよく知らないうちの両親でさえ知っていた有名建築家・黒川紀章氏。親父曰く、「時代の寵児」だったそうです。
僕らの世代では、すでにオピニオンリーダーではなかったけど、僕はその思想に魅力を感じ、黒川さんの著書を読み漁っている時期がありました。しかし彼の思想をよく知れば知るほど、僕らの時代感とのギャップを感じ、敬遠するようになりました。
敬遠といっても、親父のことを認めつつ、面と向かって尊敬しているとは言い難い、そんな感じ。
そんな僕の元・ヒーローが、都知事選、参院選での派手なパフォーマンスで、メディアで色モノ的に扱われているのを、少し寂しい思いで見ていた矢先の訃報でした。
※
※
建築家として、思想家として、改めて言う必要が無い偉大な功績を残した黒川氏。
その最後の言葉は
「あまり良い奥さんじゃなかったわね」
という妻に返した、
「そんなこと、そんなこと…
本当に好きだったんだから」
※
※
死を前にして、永年連れ添った妻との別れの言葉としてこれ以上シンプルで美しいフレーズを僕は思いつきません。
その明晰な頭脳で、時には宇宙観にまで及ぶ壮大な思想を饒舌に語ってきた建築家の最後の言葉は、僕にとって初めて、黒川紀章という一人の男の「ハート」を意識させるものでした。
※※
黒川さん、どうぞ安らかにお休みください。
建築家が多用する「ポリカーボネイト板」
松本人志の体験談を聞いて、この素材の性質を楽しみながら知ってくださいませ。
キーワードは、
「ばぁいぃぃぃん！・・・ばぁいぃぃぃん！」
おなじみantさんのブログ記事「うさぎ」で、ソニーの液晶テレビBRAVIAのCMについて取り上げています。
僕も以前書いていたブログで、同CMの別バージョンについて取り上げました。
多少手直しして再アップします。
使いまわし？えぇそうですが何か？
松本人志と、彼の幼馴染の放送作家、高須光聖のフリートークが繰り広げられるラジオ番組「放送室」にはまっています。
誤解の無いように言っておくと、頭を使わない「作業」（ひたすらCADで図面書くとかパース書くとか・・・）の時だけですよ、聴くのは。
2週間も更新をサボっておりました。
バタバタとしていたということもあるのですが、
夏の疲れがでてきたのでしょうか・・・風邪っぽい日が続きまして、
いつもは睡眠を削ってでも更新するブログですが、この2週間は
少しでも睡眠を確保しようという思いで・・・って全て言い訳です、イイワケ。
ということで、なんとか思い出しつつ、この2週間分を更新しようと思います。
古い方の記事から仕上げていきます。新しい記事は、まだ
「準備中です！乞うご期待！」
でゴマかさせていただきます。
どうか皆様もこの季節の変わり目にご自愛ください。
当ブログを作ってくれた友人が率いる ant の素敵な作品を紹介します。
おっさんのお尻にマウスでカンチョーしてみてください。そしてしばらくそのまま眺めていてください。
相変わらずお茶目だなぁ～笑
そして、おっさん好きやなぁ～。
旅の2日目。
幼い時に生き別れた子供と会ってきた。
※
※
※
※
※
本州の西端に、海と山を頂く美しい町がある。
その子はそこで生まれ、育っている。
数年ぶりの再会は、僕がその町に出向くという形で実現した。
別れを決意した時、二度と会うことは無いだろうなと心のどこかで感じていた。
「もう過去の話だ。」
心の整理はつけたつもりでいた。あの時以来、前だけを向いて生きてきたつもりだ。
車のクーラーを切り、窓を開ける。
むせるような緑の香りと空気の密度が、自分の居場所ではないところへ向かうという緊張感を募らせる。
その子がいる町に近づくにつれ、風景や嗅覚の記憶とともに当時のことが鮮やかに蘇り、様々な思いで心がかき乱される。
あの子に、そして引き継いで育ててくれた関係者にどんな顔を下げて会うことができるんだろうか・・・
※
※
※
※
もう何年も走っていないのに不思議と道筋は覚えていて、迷うことなく辿り付く事ができた。
ついに、あんなに見慣れて、だけど忘れかけていた場所に立つ。
そして彼女はそこにいた。
※
※
※
※
※
※
※
美しい・・・
※
※
※
※
※
※
※
山を背景に、とても美しく佇むその姿に
思わず涙がこぼれた。
「この子はきっと美しくなるよ。」
生まれたての姿をみて、誰もがそう言っていた。
その当時の面影がはっきりと見てとれる。そして、その面影を残しつつ想像を遥かに超えた美しさで満ちていた。
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産みの苦しみに立会い、
大切に大切に育てていたのに、
とても愛していたのに、
当時の若さからくる一時の気の迷いで全てを捨ててしまった。
そのことで多くの人に迷惑をかけたことへの反省はもちろんだけど、
何よりこの子の美しい成長過程に立ち会えなかった事への後悔の念で一杯になった。
↓readmoreで続きをどうぞ
「大きな屋根の家」の確認申請提出のため、久留米に行ってきました。
6/20の法改正以降、初めての確認申請。
住宅センターに出すか、久留米市役所に出すか悩んだあげく、久留米市役所に出しました。
提出後の訂正や修正がとても厳しくなった今回の法改正。
久留米市役所は、本受付の前に「事前審査期間」を設けて、本提出後の訂正が無いようにチェックしてくれます。対応もとても親切。かなり身構えて臨みましたが、そこまでの難しさは感じませんでした。
キチンと下りるまで気は抜けませんが、本受付ができて一安心しました。
ところで・・・面白い看板を見つけました。
8月も残り数時間という10：30PM、アニキより誘いをもらい、一ノ瀬組の坦々麺パーティが夜な夜な繰り広げられる「まるみや」に駆けつけました。
右より、ヨシタケケンジ兄さん、カドヤン、一ノ瀬アニキ、イノウエ。
坦々麺と肉味噌めしとぎょうざ。がっつり食いました。
美味かった！ごちですアニキ！
実施設計真っ只中のwhitecomposition。
夏休みを利用して来福されたお施主さまと臨時打ち合わせをしました。
時間が無い時は手描きパース。伝えたいアングルと情報に絞って30分で。
今流行っている（らしい）脳内メーカーとやらを試してみました。
名前を入力するだけで脳の中身を表示してくれる面白サイトとのこと。
ちなみに、上の画像は脳の模型です。偶然見つけたんですが、HUMAN BODYというサイトで購入できるようです。主に医療用の模型を扱っているようですが、昆虫の模型なんかもあって、結構ワクワクします。
今日、難航していた「四次元ポケットの家」確認申請がようやく下りました。
確認申請難航の原因は、「構造」。ハイレベルな構造設計を確認申請機関に理解していただくのに苦労しました。
色々とアドバイスをくださった阿南春美先生、執行建設担当↑村さん、O西さん、ありがとうございました。そして、折衝で燃え尽きたアモン、お疲れ様。
※※
当然、お施主様にも心配をかけてしまったわけですが、確認申請が下りた旨、営業担当の↑村氏から伝え聞いたお施主さまからのメールを一部引用させていただきます。
「家を建てる」という一大イベントの主役から発せられるリアルな気持ちを、見事に表現されている名言だと思います。
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「（確認申請が下りたと聞いて）今からが本番ですが、ホッとしました。
素人の考えですが…家を建てるって『夢を見て悩んで心配してホッとする』という事が小さく大きく繰り返しながら進むんだな！と思いました。
明日は銀行との正式申し込みです。また１つホッとして…次の夢をみるんですよね♪」
施主名言集＃001に認定させていただきます。
「四次元ポケットの家」は今月末に地鎮祭。それも初体験の「仏式」。楽しみです。
若手に「アニキ」と慕われ、クライアントからも絶大な人気を誇る建築家、一ノ瀬アニキの竣工物件を見学させてもらいました。
アニキの美しき愛妻であり、ケイス代表の一人、山本さんと、担当田崎さんに温かく迎えていただきました。
↑左から 写真家の方、ディテールオタク・アモン、撮影を見守る山本さん。
風水鑑定のために、アトリエサンカクスケールにお邪魔しました。鑑定をしてくださる代表の井上氏は、一級建築士でありながら風水師に住み込みで師事したという経験をもつ稀有な設計者です。
今、缶コーヒーBOSSのおまけで1/100ミニカーがついてきます。
今回は「世界の4WD」シリーズ。
（大川紀行を書くつもりが・・・現像写真取りにいくの忘れてた～）
GW最後の最後で風邪ひきました。（風邪だったんだろうか・・・）
ヨメとムスメが帰省している中、深夜に猛烈な頭痛と吐き気、腹痛。自宅で一人・・・死ぬかと思いました。
打ち合わせを一件延期させていただきました。お施主さま、執行建設Dさん、ご迷惑おかけして大変申し訳ありません。
本日ようやく復帰です。
GWの目玉は、風邪を引く前日、大川に家具を施主と見に行ったことです。
この日からなんか調子悪く、ボーっとしていて携帯を家に忘れてしまうヘマ。写真は最近全て携帯でとってますから、途中で「写ルンです」を購入。（大川紀行は現像ができしだいアップします。）待ち合わせしている施主とも連絡がつかないので、連絡はテレホンカードを使用。
少し前までは普通に使っていたテレカと「写ルンです」ですが、今使うとなんか恥ずかしかったです。特に公衆電話でかけてると、何か怪しい人と思われてそうで。それに、「写ルンです」購入に1000円、現像に多分1500円くらい・・・
携帯電話、もう二度とお前を離さないよ。
スタートレックを何度観ても飽きないのは、緻密な「設定」と「デザイン」があるからだと思います。
何度観てもインテリアとか船とか都市とかファッションのデザインに心奪われます。この戦艦・エンタープライズなんかどうしてこんなカタチになるんだろう・・・
09:30
Oニシ氏と某物件打ち合わせ。
12:00
駅前のロッテリアで仕事。「フィルターハウス」の概算用資料を作成。久しぶりに手書き。
さすがに眠い・・・
15:00
新規物件の現場調査。
16:30
その新規物件クライアントと初顔合わせ。歳がすごく近い。子供も２ヶ月違いくらいだし、生活パターンなんかも色々と共通点が多かった。これまた楽しい案ができそうな気がする。後日レポートします。
18:55
バス停まで送ってもらい、高速バスで大分を発つ。釣りバカ日誌16をやっていた。伊東美咲、背高い～！と思ったのを最後に意識を失った。
21:30
自宅着。今帰宅すると、確実にムスメが寝なくて嫁が期限悪くなるので、真っ直ぐ駐車場から事務所に向かう。フィルターハウス概算資料をまとめる。
で、これを書いているのは現在3/11 am6:00。 今日はヤマケンハウスの内部塗装を手伝うことになっている。昼からにさせてもらおう・・・
金曜日から大分に行ってきました。詳細は後日アップします。
14:30
大分での打ち合わせのために事務所発。高速バスで大分へ。
映画ウォーターボーイズを不覚にも全部観てしまった。脚本・演技共に超雑。一箇所だけ、声を出して笑ってしまったけど・・・正直、寝て鋭気を養った方が良かったなと後悔した。
17:20
大分の新川バス停着。すぐ側のドンキホーテでASJ大分スタジオ伝説の営業マンOニシ氏と待ち合わせ。ジッポを現場で壊されたので買いたいからちょっと見てってええですか？と連れて行かれる。Oニシ氏はドンキホーテ大好きらしい。Oニシ氏は関西人なんだけど、ダウンタウンの松ちゃんもドンキ大好きらしい。関西人の心をくすぐる何かがドンキにはあるみたい。
18:20
「ヒマワリハウス」の打ち合わせでクライアント宅にお邪魔。Oニシ氏のドンキ徘徊+クライアント宅近くでプチ迷子（必ずちょっと間違える）のせいで少し遅れるも、温かく迎えられる。
ヒマワリハウスは、土地購入の段階からお手伝いさせていただいた。僕が3日くらいで書き上げたプランを判断材料にかなり条件の悪い（のでお手頃価格の）土地をついに購入された。本格的に家造りを始めるので、改めてヒアリングをさせていただいた。そういえばブログのことを話さなかった。載せてもいいか確認した上で詳細を後日アップしようと思う。かなり面白い家になると確信。
20:30
Oニシ氏誕生日を祝う会にタクシーでかけつける。主役の本人は「もう一個片付けなアカンことがあって・・・」と車で立ち去った。
Oニシ氏率いる「Oニシ軍団」というものがある。今日は軍団長の誕生日（実は2日後）を皆で祝おうということになっていた。主役無きまま乾杯して食事を始める。
21:30
軍団長Oニシ氏登場。いつもの流れ。朝5時まで飲む。ネットカフェで仮眠。
とりあえずこんな案。
イノウエの「イ」を（そのまんま）モチーフにしています。右上がりというのは縁起がいいし、庇がでている建物の一部っぽいし、作っておいて言うのもなんですが結構気に入っています。カタカナに着目するというあたりは、若冲と江戸絵画展を見に行った影響かもしれません。
もう少し放っておいて色んな意見を聞き、詰めていきたいと思います。
ようやく行ってきました。
知り合いから入場券をもらったから無駄にはしたくないという消極的な理由で行ったのですが・・・
凄い人・・人・・・人。 平日の朝一番なのに。ホントこんな感じです。
人人人人人絵人人人人人 人人人人人人絵人人人人人人
同伴したムスメは暗いのが気に入らないのか抱っこをせがむし、ぐずるしで、ゆっくり観れませんでした。
しかし、江戸絵画素晴らしいです。どの絵画もそうですが、実際のモノを見ないとその良さが分かりません。それは、「スケール感」が大きく影響していると思います。濃淡や色遣いは、全てあの大きさで見られることを前提に決定されていると思います。
図録を購入してしまいました。ムスメの絵本棚に置いています。多少乱暴に扱ってもいいので、小さなうちから日本の伝統芸術を身近に感じてもらいたいものです。
だいぶ永いことブログ更新をさぼっていました。
様々な方から「ずっとブログ更新してないね」というお叱りと励ましをいただき、ここについにブログを再スタートすることになりました。特に、とある竣工物件のお施主さまが僕のブログが止まっているのを残念に思っていらっしゃることを知って、本腰をいれることにしました。
1つの建物が生まれ、大切に使っていただくプロセスを赤裸々に綴れたらと思い、ブログをベースにホームページ的構成としています。
このブログは新進気鋭のウェブデザイナー山田高典率いる ant によりチューニングされています。
とにかくミニマルに。これって実は技術的にも結構難しくて、antの力無くしては実現できませんでした。
ここまで器がシンプルだと、内容が問われます。
僕のデザインもこうありたいと思います。どれだけ表現を省けるか、そして、省くことによって何を浮き立たせられるのか・・・
これからも一生懸命がんばりたいと思います・・・
まずはブログを少しずつでも続けること。簡単なようでとても難しい目標です^^;
（works部分はぼちぼち更新していきます）
gazebo house(←Photos : Slideshow)
Casa Escargot(←Photos : Slideshow)
Mothership O(←Photos : Slideshow)
House in Syunan(←Photos : Slideshow)
Vertical/Horizon(←Photos : Slideshow)
House in Kurume(←Photos : Slideshow)
Hanaichimonme(←Photos : Slideshow)
Chou-Cream House(←Photos : Slideshow)
Yamaken's House(←Photos : Slideshow)
Compact House in Beppu(←Photos : Slideshow)
TIO House(←Photos : Slideshow)
GT Building Reform(←Photos : Slideshow)
architectureとkindy（幼稚園）を掛け合わし、ARCH(K)INDY/アーキンディと
名づけたこのプロジェクトは、福岡市南区に実在する幼稚園を拠点として
展開される、クリエイター向け「学びの場」です。
幼稚園が就学前の幼児を教育する場であるように、
ARCH(K)INDYは、主に若いクリエイターの教育の場でありたいと思います。
一線で活躍するクリエイターを講師として迎え、膝を突き合わせながら
朝方まで語り合う・・・
このシンプルながら深遠なプログラムにより、ARCH(K)INDYは学びの場
であると同時に議論の場であり、ゲスト講師を深く掘り下げ理解するという
点で新しいメディアにもなり得ます。
ARCH(K)INDYは開催場所に固執するという点が特徴です。
map←クリック
毎回会場となる、とある幼稚園のホールは、園児向けに設計された
心地よいスケール感によってゲスト講師とオーディエンスの距離をとても
近いものにするでしょう。また、時間制限が無いために、とことんまで議論を
しつくすことができます。
ARCH(K)INDYに参加するオーディエンスは、議論に積極的に加わることが
要求されます。
ARCH(K)INDYによって触発されたクリエイターが、世界に飛び出し、いずれ
講師となって戻ってくる・・・そんな状況を夢見ています。
ARCH(K)INDY実行委員会により運営され、すべてボランティアにより活動が
支えられている有志の会です。随時ボランティアを募集しています。
ARCH(K)INDY vol.06のゲストとして、建築家 五十嵐 淳氏をお迎えします。
（ARCH(K)INDYとは？←クリック）
北海道を拠点に、日本のみならず、世界に活躍の場を拡げようとしている氏の建築観を
「近作を含めてローカルな必然性と普遍性を振り返る」
と題し、レクチャーを頂きます。
対話を通じて、深い建築談義を楽しみましょう！
日時 ６／２６（土）１９：００～体力が続く限り （開場１８：００）
場所 清星幼稚園 こひつじひろば （福岡市南区三宅１－１７－１２）
ゲスト 五十嵐淳氏 （五十嵐淳建築設計事務所）
テーマ 「近作を含めてローカルな必然性と普遍性を振り返る」
参加費 2000円 ※フリードリンク・食事付
建築士会福岡支部会員・スタッフ1000円
学生500円
協賛 (社)福岡県建築士会福岡支部青年･女性委員会
後援 (社)日本建築家協会九州支部建築塾実行委員会
是非皆様、お誘い合わせの上、ご参加ください。
参加ご希望の方は、準備の都合上、６／２３（水）までに、FAX又はMAILにてご連絡ください。
なお今回は参加希望者が多数予想されますので、定員を８０名として定員になり次第締め切らせていただきます。
FAX:092-511-3430
MAIL:arch.k.indy@gmail.com
五十嵐 淳プロフィール
http://jun-igarashi.web.infoseek.co.jp/
建築家 ／ 株式会社 五十嵐淳建築設計事務所 代表
1970年 北海道生まれ
1997年 五十嵐淳建築設計設立
現在、名古屋工業大学・北海道工業大学 非常勤講師
「主な受賞」
日本建築学会 北海道建築賞 奨励賞 (1996年)
吉岡賞 (2003年)
大阪現代演劇祭仮設劇場コンペ 最優秀賞 （2004年）
BARBARA CAPPOCHINビエンナーレ国際建築賞 グランプリ (2005年)
ＪＣＤデザイン賞 優秀賞 (2005年)
グットデザイン賞 (2005年)
AR AWARDS (2006年)
豊田市生涯学習センター逢妻交流館プロポーザルコンペ 優秀賞 (2006年)
JIA環境建築賞 優秀賞 (2007年)
JIA新人賞 (2010年)
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