モノコト・マンデイギャラリー_建築家・末廣氏を迎えて
モノコト・マンデイギャラリーにNKSアーキテクツを率いる末廣香織さんをお迎えしました。
当事務所が所属するモノコト・プロジェクトは、隔週月曜日に全員集まり、「知」を共有する時間を設けています。なるべく外部からゲストを迎えて、刺激を受けるようにしています。
今回はモノコトのボス・鮎川透の人脈で、新進気鋭の建築家・末廣さんに来ていただきました。
レクチャーのタイトルは「生活の容器(package of living)」
友人が末廣さんの元所員ということもあって、作品のいくつかはオープンハウスで拝見させていただいたことがあります。
末廣ファンとして、末廣論を展開し始めるとかなりマニアックになるし、時間もかかるので、今回学んだことを1つ・・・
末廣作品を見せていただく度に感じるのは「元気がでる」ということです。建築の作り手としての立場で見せていただく度に、「建築って楽しいなぁ」と学生時代のような気持ちにさせてもらったのを覚えています。
今回のレクチャーや、その後の質疑応答で分かったのは、末廣さんご自身が建築を楽しんでいるということです。末廣さんの言葉を借りれば「能天気」な部分も必要なようです。
「建築」は、社会的な責任も大きく、クライアントも作り手もしんどい行為です。だけど、我々作り手は特にそれを楽しめないようになったら続けていく意味が無いと思います。
この文章を書いているのはAM4:30。週末プレゼンする物件の模型を作ってました。まぁ、楽しいから30にもなってこんな時間まで作業できてるのかな・・・