タバコミュニケーション
山口県山口市で「おもかげの家」と名付けたプロジェクトが進んでいます。
国体に向けた道路開通によって土地の大部分を県に徴収され、残った部分に建て替えるという内容です。
残る敷地内には百数十年この地域を見守ってきた蔵があり、これだけは解体から免れました。この蔵はデザイン上の重要なモチーフとなります。
県との土地売買契約など微妙な問題があったため、今まではブログに載せるのも控えておりました。
いよいよ契約も済み、ようやく公にできる段階になりましたので今後少しずつレポートしていきます。
今回の打合せは、構造家の高嶋さん(Atelier 742)と設備家の鶴さん(シード設計社)という最強設計チームを従えて臨みました。
鶴さんは設備設計にあたり、ヒアリングシートを持参して事細かに施主ご夫婦にインタビューをしてくださいました。
質問の一つ、
「喫煙は室内でなさいますか?」
に話が及び、施主ご主人と鶴さんが愛煙家であることや、愛煙家にとっていかに暮らしにくい世の中になったか、宅内でどのようにたばこを吸うか、といった会話が進むと・・・
「あぁ、もう辛抱たまらん!」
とご主人が席を立ち、吸いに行ったのかな、と思っていると・・・
Comment [3]
最強チーム?重い責任を負うことになりました
写真のほうは 頭髪的アングルでいえばやや不満が
のこりますが・・・・
こんなシーンを面白いと感じるイノウエさんの感性に
期待をよせつつ 僕も期待にこたえないといけないですね
今回はとくに”総合的視点”に立つことが最重要と感じていまして。 高級住宅のベースになるような感じかな と
感じているところです
投稿者: 鶴さんです | April 20, 2010 12:16 PM
日時: April 20, 2010 12:16
この光景、最近見ないですね!
子供の頃、親戚が集まれば必ずこんな感じでした。
先日、gazebo houseで親戚が集った時は、
主人と義父、外でプカプカと吸っていましたよ^^
ガラスの灰皿、久々に見ました!
投稿者: gazebo 母 | April 20, 2010 1:43 PM
日時: April 20, 2010 13:43
>鶴さま
写真は厳選の結果これですので、どうかご容赦を^^
”総合的視点”・・・とても重要ですよね。その結果を楽しみにしております。
>gazebo母さま
ガラスの灰皿・・・色々とイメージを想起しますよね。B級ドラマで殺されるヒドイ男は大抵がこのガラス灰皿でガッ!と。もしくは写真をこの上で燃やされるとか。
投稿者: イノウエサトル | April 21, 2010 4:15 PM
日時: April 21, 2010 16:15