土曜日の朝の出来事。

確認申請（※）の修正に呼び出された、お役所が舞台でした。

※法律に適合した設計かどうかを、お役所・もしくは民間の確認申請機関（アネハ事件で有名になったERIなど）が図面チェックすること。

例のアネハ事件以降、確認申請は多少チェックが厳しくなっています。先日改定された建築基準法によって、今後はますます厳しくなります。

今回の修正は、いつになく重箱の隅をつつくように執拗で陰湿なもので、初めからイライラしていました。

担当者はしまいに、

「屋根のパラペット入り隅の防水シートの収まりが分からない。」

などと言いはじめました。

「？そんな技術的なことは、設計責任であり施工責任であって、確認申請でチェックされる内容ではないのではないですか？」（←実際本当のことです）

担当者は僕の言葉を無視して、

「防水シートには○○（メーカー名）の○○という商品を使ってください。」

などと、あり得ない指示をだしてきました。特定のメーカーを指定するなんて、絶対にあってはならない指示です。

「え！？なんでですか！？なんで商品まで指定される必要があるんですか？」

すると担当者は鉛筆をポンと机上に投げ出して、椅子に大きくのけぞり、

「じゃ、この申請は下ろせませんね。」

と言いながらプイと横を向きます。

プッチ～ン

横を向いている担当者のむなぐらをガッと掴み、こちらにグワッと引き寄せて、

「ゴルァ！！$%#~*;"@&$:}[　!!!!!」
（なにをおっしゃっているのですか、こちらを向いてくださいという趣旨の、とても汚い表現）

「\#~*;#~&#@~*;#~!!!!! ~*;#~&#@~*;!!!!!!」
（あなたではお話になりません、上司の方を呼んでくださいという趣旨の、とても汚い表現）

「;#~&#@~*;#\#~*;#~&#@~*;#~!!!!! ~*;#~&#@~*」
（今のあなたの発言と態度は、しかるべきところに報告します。このままで済むとは思わないでくださいねという趣旨の、とても汚い表現）

いくら向こうの態度がひどいとはいえ、まるでチンケなチンピラ漫画のような恫喝をしながら、あぁ、ヤバイなこりゃ、しかし俺ってこんな簡単に切れる人間だったっけ？と冷静に分析している自分もいます。

しかし怒りはエスカレートして、担当者の頭に頭突きまでかましてしまいました。

・・・

いやぁ～、これ夢でよかったホント。

起きる瞬間までこの夢を見ていたのですが、とてもリアルで生々しく、起きた後もしばし呆然。

最近イライラすることが多かったもの事実。鬱積したものが夢で噴出したのかもしれません。

しかしそのことよりも、自分が思っている以上に潜在的に「新しい確認申請」に対する不安が大きいようです。