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3匹の子豚、佐賀を行く ~序章~

何度かブログでとりあげた「3匹の子豚会議」。今回は深夜のガストを飛び出し、佐賀でのフィールドワークを行いました。

saga01.jpg





以前ブログでも取り上げたように、それぞれ事務所を構える同級生3人組で「3匹の子豚会議」という情報交換の場を設けています。

2週間に一度、普段は深夜のガストでメタボリックな食事やドリンクで6時間ほど話し込みます。

熱くなる議題の一つに「住環境を取り巻くライフスタイルの拡充」というものがあります。

※※以下、ちょっと真面目で長い話になります。

いきなり話題はそれますが、最近若者の「車離れ」が深刻で、国内で車が売れないとメーカーが悩んでいるという記事を目にしました。様々な要素が絡んでの現象だとは思いますが、あのトヨタでさえ、その根本的な要因をつかみきれておらず、社内に対策チームを設置したとのこと。

「対策チームは、自動車という商品の枠内だけで解答は出さず、地域や社会全体の問題の中で消費を喚起する自動車を改めて模索している。」

という辺りがさすがトヨタ。商品としての需要分析だけでなく、もっと遡って、「車のあり方」つまり我々が思いもよらないライフスタイルの提案にまで及ぶのではないかと期待できます。

これはつまり「車を取り巻くライフスタイルの拡充」です。

今さらの議論かもしれませんが、住環境についても、そのあり方の選択肢をさらに広げる必要があると思います。そしてそれは一般論ではなく、地域に根ざした細かな分析に基づく必要があります。

端的に言えば、今のライフスタイルに囚われていてはなかなかより良い住環境を手に入れることができない人達(自分も含む)に、価格面を中心に新たな選択肢を用意する、そんな感じです。


福岡だから、九州だから成立する

「こんな住み方もアリだね」

という住モデル。そんなことを模索しています。

こんな議論は、夜中のガストでガンダムオタク3人組(←ホントにいたんです!)やコギャル(死語?)に囲まれて、フリードリンクでお腹がタプタプ状態で話してもなかなか先に進みません。まさに机上の空論です。そして3人だけではどうにもなりません。

ということで、我々子豚達は外にでて色んな人と出会い、熱い思いを語り、調査し、分析し、同士を増やしながら、少しずつ前に進めることにしました。

今回の佐賀紀行はそんな我々の熱い思いを胸に、とある人物にお会いしました。

つづく。(つづかないかも)

Comment [4]

お疲れ様でしたね。
ほんと良い野外活動でした。準備とか色々ありがとう。
車の例え話わかりやすいね。プロジェクトとして前進させていきましょう!

イノウエサトル:

お疲れでした。
「課外活動」っていいね。でも、ガストでの会議が「課外活動」になるくらい、外に出ないといかんね。

amp:

サガ紀行、久々良い夜でした。ちょっとした時間を使って気分転換に周辺の分析に出歩くのもいいね~。みんなの敷地や町の捉え方は少しずつ変わってて参考になりました。企画ペーパー含めて一度、方向性をみんなで議論するべきですね。
サガを捉えて、福岡を見直す事もできそーでどんどんすすめましょうやぁ~。

イノウエサトル:

amp様

「サガ」って何よ「サガ」って。(←おスギ?)

ちょっと小バカにしてない?「saga」ならもう少し好意的に解釈するけどさ。

まったく・・・繁華街歩いてても「人少ねぇ~。」とか言ってたし。

佐賀バカにするなよぉ~!(←被害妄想)

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