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小さな段差

gazebo houseが家づくりプロデュース会社ASJの広報誌、A-style巻頭に掲載されました。

#042です。ASJ会員の皆様にはそろそろ届くかと思いますのでぜひ御一読ください。

掲載にあたって、一ヶ月ほど前にASJの方から取材を受けたのですが、施主ご家族に色々とインタビューが進む中、とても印象深い話があったので紹介します。

それは、「一番お気に入りの場所はどこですか?」という質問に対する奥様の回答。

「ワタシはここです!」と言ってチョコンと座られたのは、キッチンとリビングダイニングの間にできた小さな段差の部分。

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こうした段差は通常、建築計画学上はあまり望ましくないものです。

取材で初めて訪れたASJの方も、この段差はいかがなものか?と、とても気になった場所だそうです。

この段差が生じた理由はいくつかあるものの、一番大きな理由は黒い塊として見せているボリューム(塊)の壁を強調するため、というデザイン的なもの。

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↑段差、判りますか?

設計中に段差について説明すると「なるほど!OKです!」とこちらが面食らうくらい即座に理解し承諾してくださり実現したワケですが、やはり少し気になっていた場所です。

でも、そこはいつの間にか奥様のお気に入りの場所に。

「な~んか落ち着くんです。」

促されて僕も座ってみましたが、なるほど、なんか心地よい。

こちらが意図していなかった「場」を発見して好きになってもらえるというのはとても嬉しいものだなぁ、と思いました、が・・・

意図した部分を気に入ってもらっているかどうか確認し忘れました。

Comment [1]

gazebo妻:

もちろん!
意図してる部分も気に入ってるにきまってるじゃないですか~~!!

それにしても、この段差は本当に気持ちいい。
今日も、青い空と青い海を座って眺めてました。


夢は、この段差に座って、iPhoneいじくったり、iPadで読書すること。

まあ、どっちも大黒柱が買ってくれないのはわかってますが・・・。

イノウエさんからも、再度、買ってくれるようにお願いしてください!!

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