ヒマワリハウス→white composition
今日はヒマワリハウス改めwhite compositionプレゼンテーション。
また徹夜です。
朝一番で、とある指名コンペの現場調査に伺い、その足で大分入りです。睡眠はバスの中でとるしかありません。
毎度毎度こうなるのはどうやら僕の直しようが無いスタンスのようです。
頭では分かってるんです。今日は「検討」をひとまず打ち切り、プレゼンテーション資料作成の「作業」に徹するべきだと・・・
でも、パースを書きながら、平面図に書き込み作業をしながら、模型を眺めながらどんどん「こうした方がいいかも」という修正が加わります。ついでに、別件のプランが浮かんできて、メモ程度にとどめるつもりが気づいたらオンスケールで書き始め、ドアの位置なんていう細かいことで悩み始めたりしてしまいます。こんなことしてる場合じゃないのに(泣)
当然スケジュールはどんどん遅れて気づくと空が明るくなって、ラジオのDJがハイテンションで「おはようございま~す!!」なんて言ってます。
「決定はなるべく長く引き延ばしたほうがよい」と、とある有名建築家も言っていますが、僕の場合、「決定したくない」というのが本音です。でも、「無限の選択肢の中から決定すること」こそがデザインなわけで、頑張るしかありません。
ヒマワリハウスはホント悩みました。なんだか、ヒマワリって感じではなくなってしまって、white compositionというちょっとスカした名前に変更しました。
クライアントはかなり右よりのモダニズムがお好みです。
モダニズムの手法を使いながら、楽しそうなクライアントご家族を思い浮かべて、どこか温かみのある空間を提案したいと思います。
苦しんだお陰で、なかなか良い感じです。気に入ってもらえると良いのですが・・・