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ムスメもついに3歳。

「あっ」と言う間の3年間でした。

ちょっと暗い話になってしまいますが、僕は姉と妹を先天性の心臓病で亡くしています。
姉は僕が生まれる前、3歳くらいの時。年子の妹は小5と、早すぎる死でした。

3人兄弟で生き残った（？）のは男の僕一人。

ヨメから、お腹の子が女の子だと聞かされた時は、嬉しいと同時にとても不安になりました。

この子も、僕の前からいなくなってしまうのではないか・・・

その不安は、今でも完全に拭えないでいます。僕にとって「死」はとても身近なものです。

今でも帰宅して最初にすることは、寝ているムスメの呼吸と体温を確かめること。
そして、でかける時には、毎回、今生の別れのつもりで強引に抱きしめてキスを強要。

こんなに小さなムスメが「生きている」というだけでも僕にとっては奇跡だし、本当に感謝すべきことです。

3歳のお誕生日、おめでとう・・・というよりは、本当にありがとう。

ちょっぴりおセンチな感じになってしまいましたが・・・

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ムスメの最近のお気に入りは、女の子らしくママゴト。

ヨメの提案で、ママゴトキッチンをプレゼントすることになりました。

ネットなどで調べると、一般的なものは2万円～3万円程度で売っています。

こんなに大きくて造りも細かなものが3万円なんて、かなりコストパフォーマンスが高いと思いますが、ヨメは値段が「高い！」と断定しています。

「作ってあげようよ！」

とヨメ。

ネットで、3段ボックスを利用して4000円で作ったという主婦の体験談を見つけてきてから、「3段ボックス」と「4000円以内」に異常に固執しています。

「普通にお店で買ってやろうや・・・」

「手作りの方が愛情こもってるでしょ！？」

「4000円って・・・安く済めばイイってもんじゃないやろ？」

「予算内で作るのも才能よ！」

「いやいや、その予算設定自体が間違ってるし」

などの議論があったものの、確かに手作りをプレゼントってカッコイイ。

ママゴトキッチン制作の顛末はまた今度。