ブートキャンプ3日目にして思う「身体と思考のバランス」
3日目終了。ノンストップでこなせるようになりました。
(↑ダウンタウン浜田が描く「ヘリコプター」)
なぜ、こんなキツイ思いをして身体を鍛えるのか。ブログネタのためとしてはきつすぎる・・・
あちこちが筋肉痛でキシミ、いつにも増して自分の身体と向き合うここ数日、「身体」と「思考」の関係について思いを巡らせてみました。
ちょっとした自分用メモとしてしたためますので、根拠の希薄さや乱文お許しください。加えて面白くないかも。書き終えた後読み返しましたが、自分でも「長っ!!」と思う文です。
■頭にイメージしたものをそのまま描けるか?
唐突ですが・・・浜ちゃんの絵は今やダウンタウンのネタの1つ。(まとめHPにリンクしています)
松本は浜田の絵を見て、「お前にはこう見えてるっちゅうことやな!?恐ろしいわぁ!」と突っ込みます。
浜ちゃんも同じ人間、あの絵のようにヘリコプターが見えているワケはなく、だからこそ松本の突っ込みは面白いのですが・・・
確かに、いつも見て知っていて、思考としては完璧にイメージできているはずのものを、鉛筆をもって紙に書いた途端、全然違うものになって現れます。ここに、思考と身体の不思議な関係を見出すことができます。浜ちゃんはきっと思考と身体をつなぐ部分が物凄く特殊なんでしょうね。
■全ての創作は身体的行為を伴う
芸術と呼ばれる分野で、身体的行為を伴わないものってあるのでしょうか。歌や踊りなんかまさに身体的行為そのものだし、絵も彫刻もなんらかの道具を用いた身体的行為によってカタチが造られます。
設計という行為も同じように、(当然頭脳労働に拠る部分が大きいのですが)実はかなり身体的な行為なのではないかと常々感じていました。
「思考」によって生まれたイメージは、なんらかの身体的行為によって「出力」せざるをえません。逆に、身体的行為は思考に影響を与えます。
例えば、漠然と浮かんだプランや空間のイメージを紙に描きます。そうすると、新たな発見や次のイメージが沸いてきて、思考がドライブしていくことがあります。設計において「思考」と「身体的行為」は一体的なものです。
だからこそ、「個性」というものが生まれるのかもしれません。同じ敷地・同じ施主に対して、設計者によって全く違うプランが生まれるのは、思考の違いに加えて身体的行為の段階で違いが増幅されているのかもしれません。
■空手と建築
とある有名建築家が自作を語る会にお邪魔する機会がありました。
オーディエンスの一人の
「あなたの作品のその凛とした感じは、あなたが小さな時から空手をされていることが影響しているのではないかと分析しているのですがいかがですか?」
という問いに、その建築家は大きくうなずき
「多分影響していると思います。」
と答えていらっしゃいました。
武道はまさに精神世界と身体のバランスを重んじます。そして、そのことが空間創作に影響を与えているというのはすごく興味深い。そういえば安藤忠雄氏も元ボクサーだし・・・
■まとめ
ブートキャンプもついに3日目。本来なら3,4日目のプログラム(応用編)に進むところですが、まずは2週間計画で進めているので引き続き基本編をやっています。
だいぶ慣れてきました。1日目、2日目は数回DVDを止めて小休止をいれていたのですが、今日初めて最後まで通してやれました。僕としては感動的な大きな成果です。
3日目にして、目標が明確になりました。
体重だとか胴周りだとか、そういう数値はとりあえず置いておいて、体の柔軟性を取り戻したい。そして体力をつけたい。
お施主様に責任を負うプロとして、
「思考と身体のバランス」
このバランス感を高めていくことこそが、ブートキャンプに取り組む意義だと気づきました。
食生活も含め、常にお施主様一人一人の顔を思い描きながらビリーと気長に向き合います。
ってまとめ過ぎでしょうか。
Comment [2]
御疲れちゃん。。
自分は、7日目やったかな?基本3日・応用3日・応用の最終日の夜から、腹筋編2回。
楽しいねぇ。。バンドは、常に3日目からしか無理でした…。
チョットづつですが、色々変化は出てきますよ。
無理せず、御互い頑張りませう。
自分は、痩せると言うか、また太くなってるような気が…。
腹筋割るでぇ~。。。。ホンマかいな????
投稿者: カドやん | July 6, 2007 8:52 AM
日時: July 6, 2007 08:52
腹の奥に筋肉がついてきましたが、それゆえに贅肉が目立ってきましたよ!割れるまでにはだいぶかかりそう・・・
投稿者: イノウエサトル | July 13, 2007 6:30 PM
日時: July 13, 2007 18:30