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5×2020 オープニングトークセッションを終えて

本日からGALLERY WATASIで開催されている建築家展


5×2020 five manifestoes by five architects
「これから10年僕らが考えること」

の、オープニングトークセッションを無事に終えました。

その後懇親会で、その後設営を開始したので、結局帰宅は4時過ぎ・・・

準備で睡眠時間を削りに削った1週間・・・肉体的には疲労のピークですが、精神的にはやっと解き放たれました。

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↑深夜の作業を抜けだして散歩中に撮ったショット

続きはクリック↓

会場は満員御礼どころか立ち見がでるほど・・・。

ご来場いただいた皆様、ありがとうございました。

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出展建築家に与えられたプレゼン時間は7分でしたが、ゴメンナサイ、10分以上しゃべってしまいました。

オープニング初日に、「建築家展に参加させてもらって良かった!」と思えることがいくつかありました。

その一つは、長崎で進む仮称)トンネルハウスのクライアントご夫婦が日帰りで駆けつけてくださったこと。

どちらかというと、一般の人に向けてというよりは同業者向けの抽象的なハナシをするつもりだったので、正直言ってご理解いただけるか不安でした。

だけど、僕以上に僕が言いたかったことを理解してくださり、とても感激しました。

ツイッター上での奥様のコメント・・・

@satolu 行ってよかったです。一生懸命作ってくださる家に一生懸命住んでいく。シンプル(^o^

@hanakoDX 楽しいひとときでしたよー。自信が確信へとなりました。楽しみ(^。^)

@satolu 先日行ってきた、長澤英俊展で、意識とはこちら側から向かって行くものと、向こう側から向かって来るものの接点にうまれる。そんな作品がありました。家みたい、、、作るのはモノだけではないんですね~そんな付加価値素敵です。と昨日井上さんの話を聴きながら繋がりました。

普段の打合せではその天然キャラから繰り出される天真爛漫なお言葉をご主人からいじられている奥様ですが、この3つのコメントは本質を突いていて、ドキッとします。

加えて懇親会でいただいたヒトコト

「あの案に決定して良かったです。悩んだけどボツにしたもう一つのあの案は、井上さんのマニフェストと違う方向性ですよね?」

には、アブラ汗がぶわっ・・・

トークショーの締めのコメントで、モデレーターの建築史家・倉方さんが言われた言葉の一部、

「建築の専門家ではない一般の方は、意外と即物的な言葉よりも抽象的な言葉を理解される。」

とぴったりシンクロした出来事でした。

準備など本当に大変で、何度か心が折れそうになりましたがこんな体験ができて本当にやった甲斐がありました・・・ってまだ始まったばかり。なるべく会場に足を運びますので、ぜひ直接ご意見や叱咤激励をいただければと思います。

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