命名:フキノトウハウス
山口で進むリフォーム物件。
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昨年末に無事請負契約をすませ、いよいよ施工に向けた打ち合わせ開始です。
お施主様から、「生まれ変わる家、楽しみです」と年賀状をいただきました。
生まれ変わる・・・
この家は、施主奥様のお父さんが自らの手で建てて下さったという歴史があります。中古物件を購入して手を入れるリフォームとは少し違う、過去の思い出との連続が必要だと思うのです。
だから、生まれ変わるとは言っても、輪廻転生のようなものではなく、ある日少女がメガネをコンタクトに変え、ミツアミにしていたオサゲをほどき、周囲をあっと言わせるような・・・ちがうか・・・
とにかく(汗)過去からの連続として生まれ変わることを表す良い言葉は無いかなと探していました。
ちょっといいなと思ったのが、妻のアイディア、「フキノトウ」です。
フキノトウは、冬の間じっと雪ノ下で蕾のような状態で待ち、雪解けの隙間から力強く出てきます。そしてその後、下の写真のように開いて花を咲かせます。
ドンピシャで表現できているわけではないけど、土の中から顔を出すような、もしくは蕾が開いて花になるような・・・そんな感じのリフォームにできればと思います。
竣工予定は早春。季節的にもフキノトウハウスと命名します。