「金属王」は、「金属をもっと生活のシーンへ」をテーマとして、優れた金属加工技術をもつ株式会社三松と福岡のデザイナーが組んだ新しいプロジェクト。

「金属王」なんてベタなネーミングですが、デザイナーによる素晴らしいロゴとフォントによって、クオリティの高いブランディングに成功しています。これこそがデザインの力。

そんな金属王の、スチールを用いた様々なプロダクツが発表されるオープニングセレモニーに行ってきました。

詳細は一緒に行った友人・板野氏のブログに譲ります。

友人デザイナーの有吉さんと久しぶりに再会。

作品を2点ほど出展されていました。

ローテーブル、いかしてます。

このシェルフなんか、どきっとするくらい薄く、「金属だからこそできる」形態を追求している狙いがよく見てとれます。

金属加工業は、モノづくり大国日本の代表的な業種ですが、それ自体が世間一般に注目される機会はあまりありません。株式会社三松さんの技術がデザイナーを刺激し、デザイナーの要求が三松さんを刺激し・・・福岡から新しいプロダクツが生まれれば、デザイナーと企業のコラボレーション成功例として、今後も同じような動きが加速するでしょう。というよりして欲しい。

がんばれ、金属王！