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01 ネーミング由来_闘魂!アングルハウス

「闘魂!アングルハウスの「アングル」って何のこと?」とたまに聞かれます。
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「闘魂!アングルハウス」は、あるプロレス大好きご家族(以下S家)のための住宅です。

どれくらいプロレス好きかというと、大人気レスラー「鈴木みのる」と同じ髪型にし、一緒にバスフィッシングに行ってしまうくらいです。(鈴木みのるの、ブログ「地元のSさん」として登場してます)

出会った最初の印象は「ファンキー」。マイマイハウスの見学会に来ていただいたのが最初の出会いですが、完全にその場では浮いていらっしゃいました(笑)ご主人だけでなく、チビちゃん二人もこんな鈴木みのるな髪型してましたから。
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(写真:鈴木みのるのブログより引用)

僕自身はプロレスにそこまで興味は無く、「やらせ」で構成された格闘ショーという程度の認識でした。よぼよぼのジャイアント馬場のスローな技に相手が次々と倒されたり、逃げれば良いのに相手が技をかけてくるのを待っているような試合展開を見てそう思うのも無理無いと思います。しかし、ファンの間ではその「やらせ」こそがプロレスの楽しみであり、醍醐味だというのを知って驚きました。あくまでショーだという前提で全てを楽しんでいるのです。
「やらせ」、言い方を変えればショー的なストーリーを「アングル」と呼ぶそうです。(これまたコアなプロレスファン、ASJ大分スタジオ・Oニシ氏による入れ知恵です)

アングルとは試合前後の物語であり(中略)プロレスの興行における試合をより興奮度の高いものにするため、「マッチメーカー」や「シナリオライター」と呼ばれる人間が筋書きを作っている。
(用語解説:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より引用)

闘魂!アングルハウスのネーミングは、もちろんプロレス用語・アングルから引用しています。

「とにかくお客さんがびっくりする家を」「イノウエさんのデザイン全開でお願いします。住みこなしてみせますから」「これでもか!という家を建てましょう。(本ブログへのコメントより)」という嬉しいお言葉を頂戴しています。

住宅に求められる「生活の器」としての基本部分に加え、ショー的な、まさに「アングル」的な要素がこの家には求められています。

ちょっとカッコよく言えば、僕はシナリオライターであり、「光」や「風」、「素材」、「空間構成」を使って最高のアングルを用意します。S家は僕の思惑を超える生活を見せてくれるでしょうか。楽しみ楽しみ!シナリオライターであり、観客としてS家との関係を楽しませてもらいたいと思います。

次回予告:旗竿敷地に建つ「闘魂!アングルハウス」

Comment [2]

フットボールアワーの岩尾です。:

次回予告が楽しみですなー。

イノウエサトル:

おっと施主登場!

次の記事の準備はもうできてるんですよ。

それより、投稿者が「岩尾」ってどー言うことですか?ん?僕が岩尾に似ていると飲み屋で笑い者になったネタなんてこのブログ読者は誰も知りませんよ?

これからは「アングルハウス施主だコラー!」でお願いします。

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