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こいつが犯人です。

以前見た「面白ビデオ」の話です。

1歳半くらいの子が、アンパンマンの形をしたパンを食べようと口を開けると、お母さんがいたずらで「いたたた！痛いよ～」とアンパンマンのモノマネ。

その度にビックリして、パンをあわてて口から離してしまい、食べたいのに可哀想で食べれないというジレンマと必死に戦っている爆笑ものがありました。

なんて優しい子なんだろう、と笑いながらも感動して涙が出そうになったものです。

さてさて、ウチのムスメの優しさ度をチェックする機会がありました。

娘を連れて近所のパン屋さんへ。

食いしん坊のムスメは、形よりも味重視です。しかし今日はアンパンマンの形のパンに反応。コレが欲しいと言うので、例のビデオを思い出し、ふさげて「アンパンマン食べちゃったら可哀相だよ？」と言うと、少し考えて隣のカメ型パンに変更。いや、カメはもっと可哀想だし・・・

「そんな着色してるようなのはダメよ！」とヨメ。確かに甲羅がパンらしからぬ緑です。

しかしB型2歳児は言いだすと絶対に譲りません。試してみたいという気もあり、「まぁまぁ」とヨメをなだめて購入。

家路でもずっと「早くカメさんパン食べよ～！！」

食べる気満々。

で、食卓について袋からだし、渡すと躊躇無く頭からかぶりつきます。

「（頭から！？残酷なヤツ！）あいた～！いたたた！」

かぶりついたまま、僕の顔をじっと見つめ・・・口から離し・・・

（やった！やはりお風呂でいつも一緒のカメさんを食べれるワケが・・・）

するとくるっとパンの向きを変え、後ろからがぶり。

う、うん、たくましくてヨシ。可愛くても美味しいものってあるよね。そもそも、これパンだしね。

頭は残してましたが、多分別のパンに興味が移っただけかと・・・