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「あはははははは！誰ですかこの変な顔！」

二人とも爆笑。イヤイヤ、顔じゃないんよ！と言っても、

「だけどこれは全然違いますよ～。何かが顔に見えるだけじゃないですか？」

と同意見。

それでも「いや霊だ。」などと言う野次馬さんもいて、K君はぎゃーぎゃー騒ぐ僕たちをみて小さく舌打ちし、

「ばかばかしい。」と言い残して仕事に戻って行きました。ごめんね、忙しいのに・・・

で、近くにいたバイト君の「これ、手じゃないすか？」の一言が決め手になりました。

そう、今となっては超たれ目の顔にしか見えないのですが、これ、アモンの右手なのです。
アモンは棚の向こうでこんな感じで作業していました。

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たれ目に見える部分は、ワイシャツの袖の部分と手の隙間です。鼻に見えるところは多分中指。色がオレンジというか、暖色なので顔っぽさを増していますが、これは手元の白熱電球の色を拾っているようです。文だけでは分かりにくいと思いますが、要は心霊写真ではなかったということで・・・

やはり犯人はアモンでした。

いやしかし、ホントお騒がせしました。